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青い海の伝説

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青い海の伝説 Legend of the Blue Sea 全20話 (2016年 SBS)

人魚が人間に恋したという話。

人魚は生涯で一度しか人を愛さない。陸に上がった人魚は、愛されないと死んでしまう。
そんな人魚が愛した男は天才詐欺師。
その男は、人魚にシム・チョンと言う名前を与えた。(韓国の民話で孝行娘で献身的な愛情で親や人を助けた女性の名前)
天才詐欺師の男はジュンジェは、愛を信じない男。幼い時に母親に去られてしまい、愛を信じない男に成長してしまっていた。
思うに、詐欺師は、嘘をついて人を騙す。詐欺師は正体がバレるトットと逃げ出す。詐欺師は悪党とは違う。騙されてた者を気付かせない。食い尽くされるまで気付かせない。根こそぎ食いつくされても気がつかせないのがプロフェッショナルな詐欺師。詐欺師は悪党の顔はしていない。こういう人間。

そんなプロフェッショナルな詐欺師に恋をした人魚。盲目的に全身全霊で愛するジュンジェを追いかけるシム・チョン、この二人のロマンスを前世と現代をタイムスリップしながら描いていく物語です。

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韓国初の野談集(朝鮮時代の民間)と言われる於于野談(オウヤダム)にある人魚の物語をモチーフとしたファンタジーラブロマンス。
人魚と聞けばアンデルセンしか思い出さないですが、トッケビ「鬼」もそうですが、韓国の民話に触れなければならない今日この頃です。


脚本:パク・ジウン 「星から来たあなた」「プロデューサー」「逆転の女王」「棚ぼたのあなた」
演出:チン・ヒョク 「ドクター異邦人」「主君の太陽」「華麗なる遺産」「シティハンターin Seoul」

出演者
イ・ミンホ
キム・タムリョン(前世)
ホ・ジュンジェ(現代)

チョン・ジヒョン
セファ(前世)
シム・チョン(現代)役

イ・ヒジュン チョ・ナムドゥ役 ゴルファー出身詐欺師
シン・ウォンホ テオ役 詐欺師の仲間 無口なイケメンハッカー
イ・ジフン ホ・チヒョン役 ジュンジェの戸籍上の兄
ファン・シネ カンソヒ役  ジュンジェの継母&チヒョンの生母。
ソン・ドンイル ヤン氏(前世)マ・デヨン(現世) 殺人犯
ナ・ヨンヒ モ・ユラン役  ジュンジェの実母


催眠術もあやつる天才詐欺師ジュンジェは仲間と三人で詐欺を行い、スペインに逃亡しホテルで優雅に暮らしています。そんなある日、ジュンジェの部屋に女性の姿をした人魚のシム・チョンが現れます。シム・チョンが年代物の高価と思われる翡翠のブレスレットをつけていました。そんな人魚をジュンジェは、面倒を見る羽目になります。そこに詐欺の被害者に雇われたヤクザが現れ、追い込まれた二人は海へ身を投げます。

海に飛び込んだ二人、シム・チョンはジュンジェにキスをして彼を生き返らせます。でも人魚は、彼の記憶をキスで消してしまいました。生きながらえたジュンジェはソウルに戻りますが、海を必死で泳いで愛するジュンジェを追いかけるシム・チョン。でもジュンジェには記憶はありませんでした。
逃げるジュンジェに追うシム・チョンというソウルでのドタバタ恋の駆け引きが始まります。でも?記憶を消したジュンジェを追いかけるまるでストーカー状態です。

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前世と現世、転生する歴史、タムリョンとセファの悲劇をホ・ジュンジェとシム・チョンがなぞっていく展開で物語は進みます。

二人は前世、朝鮮時代に出会っていました。20年前に溺れた少年のタムリョンを人魚セファが助け、二人は恋したのです。しかしタムリョンの婚姻が決まり二人の将来は闇に葬られます。セファはタムリョンの記憶を消しました。彼が成人して武官となり、そこでヤン氏の手に捕えられセファに出会ったのです。気の毒に思ったタムリョンは彼女を逃がします。それを面白くないヤン氏はタムリョンを抹殺しようとします。
ヤン氏は、現世で殺人犯マ・デヨンに生まれ変わり、ジュンジェの継母カン・ソヒと繋がりがあります。ソヒは過去2度も夫を毒殺し、ジュンジェの夫も同じ運命に。そして邪魔者のジュンジェもデヨンを使って殺そうとします。
このドラマはジュンジェとシムチョンの切ないラブストーリーを軸に、伏線では不気味なデヨンや悪女ソヒの存在がサスペンス要素を盛り込み、重要な存在になっています。

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OSTも最初に流れてくるのがLynなのも「星から来たあなた」と同じ。タイトルは「love story」切なさいっぱいです。

久しぶりに拝見できたイ・ミンホさん。
でも、詐欺師だからか、よくしゃべるし、嘘をつくし、ハッタリも見せつけるし、反射神経の良い動きといろいろな人物になりすまします。詐欺師ですから。。。
なんか、「え〜〜」という感じです。そりゃかっこいい詐欺師なんですけれど、個人的にはイ・ミンホさんは無口でミステリアスな「信義」の彼の姿なんです。
前世の武官のお姿は「信義」を彷彿とさせます。語り口も、言葉を選びじっくり話す前世の話し方がいい。現世は詐欺師だから仕方ないけれど、次から次へと口先から出る嘘とあの軽口にはちょっと馴染めませんでした。演技ですから仕方ありませんが。「相続者@キム・タン」も「シティハンター@ユンソン」も寡黙な男でしたよね。無言でその表情で圧倒させる演技ができる俳優さんですよね。

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チョン・ジヒョンさん、「星から来たあなた@ソンイ」とは違うキャラクターかと思っていましたが、相手を振り回すのは同じです。
ソンイの場合は、女優としての傲慢さでミンジュンを振り回し、人魚シム・チョンは人間の世界がわからないことで、ただジュンジェを愛している為に振り回す。
相手を振り回しても、それが憎めないような、笑いでもっていけるようなコメディーにするのは彼女はやはり天下一品ですね。
でも笑えるけれど、切ないんですよね。
「愛」が満ち溢れているから。愛したい、愛されたいという気持ちの表れだから。
1・2話で警戒信あふれるシム・チョンが徐々にジュンジェに心を開いていく様子、あの目の表情には胸が熱くなりうるっとときてしまう。だって言葉で伝えられないから。

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映像も綺麗、俳優陣も素敵,OSTも素敵なのになんか次回が気にならない展開です。
宇宙人はいつ帰ってしまうのか、死んでしまうのかと宇宙人に対する記憶のせいか、次回が気になってしまった。ハッピーエンドなんてありえないし。
人魚は「愛されれば、ずっと生きていける」と人魚でカメオ出演されたチョ・ジョンソクさんが言われていました。彼は「嫉妬」させ方をレクチャーします。
人魚の涙は真珠に。それを売って生活しろと生きる手段もレクチャーします。彼はコメディータッチな役柄にはぴったりです。

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そのせいかシム・チョンの衣装はだんだんと豪華に。着られる方がチョン・ジヒョンさんだからどんな衣装も映えます。この成り行きは「星から来たあなた」と同じですね。

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だいたいサスペンスの要素になっているのが、何を考えているかよく分からないジュンジェの父です。

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なぜジュンジェの母と離婚したのか。なぜ母親をジュンジェから奪ったのか。そしてなぜあんな邪悪な女と再婚したのか。なぜあすこまでジュンジェが父を憎むのか。

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ドラマからはわからなかった。説明もないような。。。
ジュンジェの父がいなかったら、殺人者のマ・デヨンも登場しなかったし、サイコパスな身勝手な女カン・ソヒも必要ないし、息子のホ・チヒョンの出番もなかった。
その部分の伏線が全然わからないから、後半のサイコパスな継母との展開はなんか、「星から来たあなた」と同じように、面白さを醸し出すためにサイコパスな人間の登場でお茶を濁すのはどんなもんかと思ってしまいます。

また、詐欺師仲間の二人のキャラもなんか中途半端。ただの居候としか見えない。後半兄き格のチョ・ナムドゥが、ジュンジェを助けるために、芝居を打ちますが、それも「良かった〜」とは思えない。詐欺師仲間が必要だったから仕方ないという必要性しか感じない。彼らたちとドラマがないからかな。

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献身的な盲目の愛を注げる人魚をこの物語のテーマにしたのは、「人魚は嘘をつかない、騙さない」ということだと。相反して、詐欺師の男は「嘘、騙す」のが仕事ですから。「嘘」の積み重ねについてもテーマになっているような。。

8話まで、少しだらだらした流れでしたが、ジュンジェが好きだという気持ち、愛しているという気持ちに気づきたくないから自分を騙しながらシム・チョンに嘘をつき続ける展開です。シム・チョンの真剣な愛を受け入れてからは、ジュンジェは彼女を傷つけないためにまた「嘘」をつき続けます。
12話でのキスシーン、やっと思いが通じ合った二人です。やっぱり絵になりますね。綺麗です〜〜〜
そしてシム・チョンは「優しい嘘をついて」と言いましたね。でもジュンジェはテレパシーも使えるんですね。シム・チョンの心の声が全部筒抜けです。でもこれって人魚だから言葉の壁を考えての設定なのかな。それとも気になる人の心の声しか聞けないのかな?よくわかりませんでした。

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後半はあのサイコパスな女の活躍になるわけですが、必ず韓ドラには身勝手な母親とそれを守る息子が登場しますね。うんざり。。。
ジュンジェの母親探し、すぐ身近にいるのに気がつかない設定。ここでもなんで離婚したのがわからなかったけれど。

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14話で、ジュンジェのセリフで、「このすべてが繰り返されることは。。。悪縁ではなく、チャンス。最後を変えることのチャンス」と語ります。
ジュンジェがどのように二人の運命を変えようとする姿が14話以降描かれます。ジュンジェとシムチョンが生まれ変わった理由や、現世でも再会した理由は、過去叶わなかった恋のため。ジュンジェがシムチョンを守る決心をする姿が描かれる後半は、前半のイライラ感から安心してイ・ミンホさんを見て入られました。若き頃のタムリョンとセファの叶わなかった恋、20年後のタムリョンとセファの悲劇を現世でジュンジェとシム・チョンの愛をどう貫くか。が後半のテーマでしたね。
でも、ジュンジェが人魚の言語のテレパシーが聞こえる、わかるのが最初からなのか、よくわからなかったです。想像力ないのかな〜

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あのサイコな継母のジュンジェの父親殺しの展開には本当にうんざり。でも母との再会できてよかったよかった。最後まであのマ・デヨン(ヤン氏)にヒヤヒヤしましたが、なんか期待はずれの展開でした。あの息子までもサイコになるのもびっくりです。サイコ、キチガイになることで物語展開して欲しくないような気がします。

後半のイ・ミンホさんは、イメージ通りの役柄で気持ち良く見られました。でもチョン・ジヒョンさんは、人魚という設定であそこまで人魚らしく泳ぐ場面、というか人魚のイメージってアンデルセンか、ディズニーからしか個人的には浮かばないのですが、それと同じでした。心の声と顔の表情、眼差しの演技は素晴らしかったです。「星から来たあなた」はどちらかというと明るい強さでの愛情表現、「青い海の伝説」は深海のミステリアスな暗さと一筋の光のような明るさの愛情表現というような微妙なタッチの愛を表現されて、清らかで強烈でした。

神秘的な人魚を美しく演じられたチョン・ジヒョンさん、日本の女優さんであんな綺麗な身体と雰囲気で表現できる人いるでしょうか?

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最終回は、おとぎ話のようなハッピーエンドでした。あまったるい感じの終わり方に残念な気持ちです。この終わり方だから、やっぱりこのドラマはおとぎ話の世界だったんだ。

「星から来たあなた」の最終章は、「生きる強さ」「愛する強さ」を感じた。どんな人を愛しても「愛する時間」を大切に生きるんだ。。。なんていうエモーションを感じたんです。でもこの最終章は、ただのハッピーエンド。

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トッケビの最終回とは違うな〜

OSTはとても海を感じ、流れを感じる素敵な曲ばかりでした。トッケビのOSTと比べられていますが、個人的にはこちらの方が好きかな〜

もう兵役に就かれたイ・ミンホさん、きっとステキになって戻られてくることを願っています。

トッケビ「鬼」と比べられていますが、転生というタイムスリップ、民話という題材からも比較されてしまいますね。
どちらも素晴らしいドラマでしたが、トッケビは個人的には難しすぎました。(笑)

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