旦那様はドナー Well intended Love 全20話(2019年 Netflix 中国)
久しぶりに中国ドラマ視聴しました。中国ドラマは、現代劇の方がわかりやすくていい。
原題は「奈何BOSS要娶我」。勝手に「どうしてボスは私と結婚したいのか」or「BOSSが私と結婚する訳」と訳してフゥーンと頷いています。
この「旦那様はドナー」という題名では飛びつけなかったのですが、原題だとすぐに見ていたような気がします。
韓国ドラマでも後でびっくりするような題名に変わっていて、がっかりすることが多いです。それもチープなイメージな題名ばかりで……
英語の題名は「良かれと思ってやったこと」ですが、この題名でも飛びつくかも?
でもなんかどこかで聞いたような題名です。「キム秘書はなぜそうか」
とっても単純なドラマ構成なのですが、それがかえって、主人公二人の気持ちの変化がわかりやすくて、気楽に楽しめるラブコメディーでした。
男優さんは、お好みのタイプでしたし………
韓ドラは、背景が複雑すぎて、主人公より背景を理解するのに疲れてしまうドラマが多すぎてうんざりしていたので、なんかスカッとしました。
どうしてこうなるのか?、どうしてこう考えるのか?という展開が、面白かったです。絶対に日本人には、このドラマ制作できない。こういう思考過程が、ありえないから。
「私のキライな翻訳官」「ダイヤモンドの恋人」なんか酷い華流ドラマを見てしまって、疲れてがっかりして華流ドラマから遠ざかっていましたけれど、久しぶりのヒットでした。
キャスト
シュイ・カイチョン=若きCEO リン・イージョン
シモナ・ワン=売れない女優 シャー・リン
イアン・イー
ホアン・チエン・シュオ
ヤン・ハオミン
リウ・チアシー
全て初めての俳優さん、知らない俳優さんばかりなので、ドラマの流れだけを楽しめました。❀.(*´◡`*)❀.
偽装結婚
売れない女優のシャー・リン、体調不良で血液検査をしたら白血病と診断され、骨髄移植しか助かる方法はないと医者に言われる。彼女のドナーになれるのは、大企業の若きCEOリン・イージョン。
そのイージョンのことを、調べ上げて彼の行動先で、ドナーになってほしいと直接談判をするリン。その行動は!(◎_◎;)するくらい一途で身勝手に思えますが、白血病だと診断されて絶望の淵にいる女性だから仕方ないかと思いながらし視聴しました。すごい行動力です!!
そのリンに対してイージョンは、結婚を条件に彼女の要求を受け入れると宣告します。
このドラマの題名に繋がります。(でも本当は、このからくりもイージョンが仕組んでいたのですが)
2年間の偽装結婚に同意したリンですが、最初はことごとく反発し合いますが、いつしか……情が芽生え、それが愛だと思い始めるというお決まりのコースへ。
イージョンは、最初からリンを手に入れるために、白血病を偽装したのですから、彼女がこの生活に適応するまで、見守るという感じです。でも見守るというより、監視体制でしたが。そんなイージョンでも、リンは彼の優しさを感じ始めていました。そんな二人がやっと気持ちが触れあってきた時に起きた事故。
記憶喪失
その事故で記憶喪失になり、リンとのことを思い出せないイージョン。
その事故も、イージョンへの思いを断ち切れない幼馴染のアン・ランとイージョンの母親の再婚相手の息子ジンティエンが企んだ事故でした。その事故の結果の記憶喪失もアン・ランが催眠術師に頼んで彼の記憶の中のリンを抹殺してしまうという企みでした。
記憶喪失になったイージョン、リンは懸命に看護をします。その思いは次第に本当の愛へとつらなっていくのです。
この事故、記憶喪失も策略だと感じ、真相を突き止めるイージョン。
記憶が戻り、二人はラブラブモード全開へ〜〜
白血病の真相
イージョンが、前からリンを見初めていたこと。そのリンが自分の配下にある病院で貧血と診断されたことを利用してイージョンとの接点を画策したことの真相が明らかにされます。
リンは、白血病と診断されて絶望の淵に陥ったこと、そんな彼の独善的なやり方を非難します。でも彼を愛しているリンは、気持ちの整理の時間が欲しかったのです。
そんなリンを見て今度はイージョンが絶望感に苛まれます。
でも、こんな愛し方しかできない、自分の愛で彼女を幸せにできる、幸せにしてあげられるという自惚れ感の強さって彼だけではないですからね。その強さの背景には、財力、地位、環境という、生まれる前から持っているものに影響されます。
母親・サイコパス
アン・ランはまだまだ懲りずにイージョンへの思いを持ち続けてリンを脅かします。
そこへイージョンの母親の再婚相手の息子ジンティエンが、母親の愛情を受けれなかったことを恨み、イージョンの大事なリンを誘拐します。
逆恨みですね。
ジンティエン役の男優さん、眉毛のイメージしか残りません。
でも、その母親はそのジンティエンの思いを利用して、イージョンの会社の乗っ取りを画策していたのです。
この流れにはびっくりです。
母親は、エゴの塊で、イージョンや、ジンティエン息子などどうでもよかったのです。
韓ドラだったら、こんなオンマーは出てこない。
今までの事件の背景には、アン・ラン、ジンティエンの他にいると睨んでいたイージョンの鋭さが目立ちました。
イージョンの秘書さんと、リンの親友の彼女はとっても可愛いカップルになりましたね。
リンに想いを寄せたイアン、彼も素敵な恋の予感が……..
20話ありますが、1話が45分ですし、面倒くさい背景もなく、二人のラブラブモードをサラリと見ながら終わってしまいました。Part2が制作中とか、気になりますね。でも単純なラブコメにサスペンスまで絡めてくるとは、ちょっと疲れました。
あと貧相な感じの売れない女優さんだから仕方ないのかもしれませんが、あまりに衣装が冴えません。大企業のCEOと偽装結婚したのですから、もう少しその雰囲気醸し出してもいいのでは???
ご自宅もカジュアルでしたし、パジャマがいつも同じとは、経費節減か。
そんな部分が気になりましたが。
お車は、マセラッティなのにね…..
シュイ・カイチョン=リン・イージョン
シュイ・カイチョン=リン・イージョン、彼はスタイルも背も高く、素敵な男優さんです。何気ない顔の時の表情が可愛かったです。目が素敵でした。
あと‼️、彼の上半身が素敵でした……
胸筋や、腕の三角筋、肩のラインがとってもセクシーで、やられました。お顔とのバランスが良くて、こういう体つきの男優さん、韓国では、ピさん、エリックさんがこういう体つきです。多分、ダンス的な運動をされながら筋トレしている方だとは思うでのすが。柔らかでフワフワとした筋肉美です。こういう筋肉に弱いので、1話と6話で、上半身のお姿を拝見できるのですが、目が点になってしまいました。
シモナ・ワンという女優さん、スタイルは細いのですが、姿勢のよくない女優さんでした。
イージョンが彼女の優しさに触れて、誕生日ケーキのシーンで好きになったのですが、気持ちの優しさより、人間的に接する態度が優しく見えたのではないかと思いますが。それと素直さかな。彼女は自分の目で自分の考えで人と接する女性でしたから。
だからイージョンの殻の中で生きることに抵抗があったのだと思いますが。
ユン・ゲサンssiとハ・ジウォンさんの「チョコレート」が楽しみですが、ハ・ジォウンさんはラブシーン下手だからな〜。シークレットガーデンのヒョンビンとのラブシーン、まるでマット運動みたいでしたからね(笑)