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この人生初めてなので ココロが温かくなりました。

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この人生初めてなので 全16話   Because This Life is Our First (2017年 tvN)☆☆☆☆☆

無愛想だけど目に力を感ずる男に落ちました。
イ・ミンギssiの久しぶりのドラマ。

感情を挟むことで人間関係が幾重にも重なってしまうことを避けたい男と素直でピュアで行動的な女のラブストーリー。。

1988年に生まれた、ジホ、スジ、ホラン、3人の恋模様を描いたドラマ。
1988年生まれの意味が理解できないけれど、思うに夢とか希望を持って生きる時代は終わり、現実的にしか生きられない世代という意味かな?「サム・マイウェイ」なんかもそんな感じがしました。

主人公の二人は….

ユン・ジホ 30歳、有名大学を卒業したのに関わらずドラマの補助作家として働き、ドラマ作家でデビューを目指している。しかし、出来ちゃった結婚の弟にマンションを明け渡し住む場所を物色中。

ナム・セヒ 38歳、IT企業でアプリ開発に携わるデザイナー。左脳で自宅のローンの計算、右脳では猫を愛することだけの毎日を送る。が今はその自宅のローン返済に苦しめられている。

ちょっとしたミスから出会うことになった2人、お互いの利益が一致して(大家さんと間借人という関係、セヒは親の離婚阻止とお見合い防止のために)、契約結婚することにする。ある意味では韓ドラのよくあるパターンなのですが、ドラマの展開がとても新鮮でした。

毎回、ジホの独白として語られるセリフが、ナレーションが哲学的なんですが、とても心に染みました。
ジホとセヒだけではなくこのドラマの6人の心が伝わってくるセリフが、とてもとても素敵でこの作家さん好きになりました。

お友達二人は….

ジホの友達のヤン・ホラン(キム・ガウン)とシム・ウォンソク(キム・ミンスク)カップル

ホランの夢は結婚して子供を育てること。お相手のウォンソクは、セヒと同じようにIT関連アプリの会社を経営しているようですが、アプリがヒットせず、もっと会社を成功させたい野望がある男。

ジホの友達のウ・スジ(イ・ソム)とマ・サング(パク・ミョンウン)カップル

スジは、会社のCEOになること。お相手のマ・サングssiはセヒの会社の代表。

3組のカップルとその家族への思いが交差しながらドラマは進行します。

唯一のジホを誘惑するナムジャ、ボンナム(キム・ミンギュ)さんも登場します。

彼は「ただ愛する仲」でも登場していて、なんか少し混乱してしまいました。えくぼがキュートな23歳の俳優さん。身長も高いし、これからが楽しみな若手男優さんですね。

派手なシチュエーションもないけれど、クスッと笑えるエピソードがすごく心地良いドラマ構成です。

ユン・ナンジュンさん(イケメンラーメン店、ホグの愛)はこのドラマの脚本家です.

日本のドラマ「逃げ恥」に似ているということがネットに掲載されていました。確かに契約結婚というコンセプトは似ていますが、全然ストーリー展開が違うではありませんか。それに日本のはラブコメだと思って見ていましたが、このドラマは、ラブストーリーであり、ヒューマンラブが描かれているのにどうしてそんな記事が……

韓国では「愛の温度」と同時期に放送されていたドラマだったんですね。 なんかアシスタント作家で、将来は作家デビューを目指すヒロイン、そしてそのヒロインをパワハラする作家が同じ女優さんだった。笑ってしまいます。

でもヒロインは、作家志望で、年齢も30歳でした。ジホの方が幼く感じました。でもタイプは違いましたね。個人的にはジホの方がピュアで可愛く、「愛の温度」のヒョンスの方は、エゴが強いタイプ、このドラマのセヒの元カノと似ているような気がしました。


イ・ミンギssi演ずるユン・セヒの魅力とチョン・ソミンさんが演ずるジホとのケミがいいからこのドラマが心に残ります。つくづくキャスティングが重要だと….どんなに映像が素敵でも主人公に気持ちが入らないとリタイアですから。二人の意外性と変化とギャップがこのドラマを成功させたように思いますが。

お互いの利益のために契約結婚、共同生活する中でお互いの気持ちの変化に気がつくが、元カノ登場する。元カノが問題ではないけれど、この共同生活からは除外しなければならない感情に戸惑う二人は、契約結婚を白紙に戻す。そしてもう一度、二人の関係を見直す。そんなストーリー展開ですが、エピソードが丁寧に描かれていてジホの心の変化、セヒが、そのジホの心に気がついても、行動に移せないもどかしさがひしひしと伝わってきました。

無表情、無愛想、冷静、一途、几帳面、嫉妬深い、凝り性のナム・セヒが、ジホによって変化していく姿が愛おしい。
人間にある大脳新皮質があるから時間の観念に制約される。だから人間は面倒臭い。猫にはそれがないから毎日同じ餌や、同じ行動して生きていけるというセヒのセリフには、笑ってしまいます。本当に偏屈な人間なんですね。

セヒが猫を愛でる姿、目線、タッチする仕草にジホは、「愛の感覚」を目覚めさせます。そしてそのようにセヒに愛されたいと思う。猫をこんなに愛する男の優しさ、孤独感にジホはノックダウンしましたね。可愛いです。

ジホは、セヒとの共同生活から、女性としての目覚める過程の独白が、なんともいいです。素直でピュアで大胆で…

そのジホのピュアな優しさがセヒを「もう一度幸せになりたい」と思わせる下りはなんとも切なくて( ͒˃̩̩⌂˂̩̩ ͒)でした。

このドラマは要所要所に詩や、本、映画の内容が重要なポイントとして描かれている。
そしてこの詩が、このドラマの伏線になっている。

訪問者

人が来るということは実は、ものすごい事だ
その人の過去と現在
そして未来とが一緒にやって来るからだ
一人の人生がやって来るからだ
壊れやすくて だから壊れてしまった心が来る事もあるのだ。

このドラマの備忘録はジホ・セヒの独白を中心に心に残ったセンテンスを書き残しておこうと思いますが、長くなりそうです。

個人的には6話、9話、11話以降が見逃せない。3回見直してしまいました。でやっと書き残そうかと……

6話でのジホ母のセヒへの手紙はこの母の「愛」の重さをセヒにジホへズーンと感じさせてしまいました。
それがセヒのこの契約結婚への責任感を強くし、その結果、彼の心の頑なさをより強くさせてしまったような気がしました。

私はジホの母です。
ある時は夫のように、またある時は友達のようでもあった娘。
父親を怖れ、弟のために我慢し、私が母親であったために
気苦労もたくさんあった娘です。

だけど、有難いことに私に似ず、頭が良く私のような人生は歩かないと思ってホッとしていたのですが。
今の中では、どうしたって親に恵まれないと。
子供だけ賢くたって何の意味もないようです。

セヒさん、
私の頼みが二つだけあるのですが、してもいいですか?
ジホが後で脚本を書きたがったなら、書かせてもらってはダメでしょうか?
自分の夢を諦めないように、
母親のように生きないように…..そうさせてあげて下さい。
ジホは、一度泣いたら止まりません。
だから一人で泣かせないでください。そばにいてください。

11話

ジホ:
あなたの心にはどんな道があるのだろうか?
私は知りたかった
そしてその道を知った瞬間
私の心がこんなにも痛む理由は
嫉妬のせいでも 挫折のせいでもない
12年前同じ日に
私は愛を夢見て あなたは愛を終わらせた事実が悲しかった

セヒ:
知れば出来ないことが多いのが人生 だからジホさんがうらやましいです
知らないと言うことはいいことだから だからあまり心配しないでください

今までの無表情なセヒの顔がすごく温かくジホを見つめる表情へと徐々に変わっていく

12話

ジホ:
子供の頃に見た映画のキスはいつも
ハッピーエンディングの象徴だった
しかしキスがエンディングだけであった理由が、今分かった
本物は、その後に始まるから
そして人々は現実を見たいとは思わないのだ
本当はとても辛く暗いこともあるからだ
キスも結婚も現実ではハッピーエンドではない
彼と私のドラマはやっと始まったばかりだ

そして…
私の欲望も今やっと始まったばかり….
私の体中の全恋愛細胞が目覚めてしまった

そうだ!私はこの契約結婚で
とても重要な事実に目をつぶっていた
大学時代も恋愛もまともにできず 出来ない事実
そんな私が一つの家に住むなんて
恐れもなくパンドラの箱を開ける男と

セヒ:
君が言った通りに
幸せにならなかった
君が言った通りに
誰のことも愛したりしなかった

だけど今日 あの場所でしばし幸せだった
しばし全て忘れていた

私はこの女性が
彼女の心がかわいい、愛おしい。

しかしそれと同時に自分が怖かった
私が怖かった
また誰かに傷つけてしまうかと

だけど…もう一度私も
幸せになりたかった

セヒ:
今晩 一緒に寝ようか?

13話

ジホ:
大学時代に好きだった本なんですが 最近思い出して読んでます
ある夫婦います 誰がみても幸せで本人も満足な完璧な夫婦
妻が自分の空間が欲しいと言いだし、夫が2階に”妻の部屋”を
作ってあげました
だけど子供が出入りしたりして、結局家族の居間になってしまいます
それで妻は遠い安ホテルに部屋を借ります
それからたまに何時間かそこにとどまるのです
なにもせず、ただそこにいるだけで幸せを感じながら

セヒ:
その部屋は完全なる一人の自分だけの空間だからです
結婚すると言うことは、自分だけの時間・空間が無くなるということだから
他人がいないということだけで幸せなこともあるでしょう
とても良い話ですね

ジホ:
悲し話でもあるでしょう…
実はその本を読みながらセヒさんのことを考えていました
言われたじゃないですか…
人生で責任をとるものはこの家と猫、そして自分だけだと
だから結婚しないのだと
あの時私もこの部屋だけ責任をとる選択をしたから

だけど、そんな生き方 寂しくないですか….
そう寂しいと思ったことはないんですか?

セヒ:
さぁ….寂しいと思うことさえせずに生きてきたようです
他人とぶつかり合うより、独りで生きるほうがましだから

ジホ:
”人生に愛は一度で十分です”
一度きりの愛はもう終わってしまったのか?
あなたの中で再び愛など始めることはないのかと

まだ愛でないこともある
愛でなくてもいい
今日この人が私の部屋に初めて来た日
それだけで十分だ

ジホ:
『19号室に行く』という小説の女性主人公は結局
内緒に部屋をもうけていたことを夫に気付かれてしまいます
そして妻は夫に嘘をついた
浮気をしていたと
20歳だった私は女性主人公が理解できなかった
浮気だという大きな嘘をつくほど
その部屋がばれないことが重要なのか

20歳の頃のスジ:
私は理解できる
他人にその部屋を気付かれた瞬間なんの意味もなくなるから 理解できないことを説明するより ”浮気”とか、イカレタ女だと思われた方が楽に生きれる。

私自身の心に正直になる時間

セヒの元カノ….ジョンミン(イ・チョンア)

ジホ:
おそらく私は、その時にわかっていたのだ、この人が彼の「19号室」だということを
彼もわかっていたのかもしれない。いつかはその部屋と向き合わなければいけないことを
どうして良い人達は一度にやってくるのだろうか。

運命は予想もつかず悲しいのだろうか
あなたと私の19号室が
開けられてしまった

14話

セヒが代表マ・サングに言った思い

なんと…言えばいいか
どこからどこまで言えばいいのか
以前付き合っていた間柄だと
そうでなければ私の傲慢で幼稚さで汚れた時間だったと
どう言っても傷つくだろう ジホさんはピュアな人だから
そんなピュアな人に私の汚れを残すのは嫌なんだ

セヒの心声:
もしかしたら、生きている間に
一度でも、会うこともあるかもしれないと思っていた
練習もしていた
元気にしていたか?
久しぶりだな
だけど会った瞬間から
僕が心配だったのは
ただ一人(ジホだけ)
一体、いつからだったのだろうか

僕の人生に残ったのは、もう
落ちる時を待つ枯葉だけと思っていた

残った人生はその葉が落ちるのを待ちながら
一人静かに生きようと思っていた

誰かの人生に関わるのは
もうしたくなかったのに
誰かを泣かせるようなことは
もうないだろうと思っていたのに

ジホがジョンミンに言う:
分からないです…私 結婚は初めてだから… 愛も
だから知らないことが多いけど 一つはっきり分かることが

心は奪ってつかむものではない 来るものです

セヒ:本を読む「泣いても変わらないけれど」

言葉は人の口から生まれたが 人の耳で死にゆく
だが一部の言葉は死なずに
人の心まで届き生き残る

12年間私の心の中で生き残った言葉たち
いつの間にか消えてしまっていた
どんなに努力しても消すことのできなかった言葉だったのに

ジョンミンは分かれぎわに:
セヒに作家さんに好きと告白はしたのかと?聞きます
私にも”告白”したことはなかった
言葉も人の心に届いてこそ生きる
口に出さないと届かないと忠告します

セヒの心は、彼女の温かい言葉が積もり積もって彼の死んだ心に届き生き残ったのです。

ジホ:
愛が芽生えてこそ分かった
私たちの結婚が便利だったのは
愛がなかったからだったことを

結婚は愛してすることなのに なぜ
愛が芽生えてから 傷は大きくなるだけなのだろう。

セヒは猫に”ウリ”のタグをつけながら…今晩こそちゃんと告白しようと考えていました

15話

家族の愛、思い

結婚はたくさんの人を愛が絡みあっているみたい
問題はその人たちの気持ちが真心だっていうこと
よく見れば美しい心なのに だけどその心も複雑に絡み合えば
それが元はどんなものだったのか
それがどんな愛だったのか
だから夫婦は身内とか、伴侶とか、家族とかいろんな言葉で表せるのかも
本当にすごく大したことで恐ろしいことのようだ 夫婦になることは

ジホ:
うらやましいですね 私は一度も見たことがなくて
セヒさんの”19号室”
それを見せてくれれば 私がどうすればいいか分かるのに
だけど そこに何があるか自分でも分かっていないんじゃないかとも
思うんです…そうでなければどうしたら開けられるのかわからない
または私が見ることが怖いのかもしれない…
あっ 私が変なこと言ったでしょう

セヒはジョンミンに言う
言わなくていい
誰のせいでもなかったじゃないか
あの時は ただそうなっただけ
ジホが海岸でセヒ行った言葉ですね
作家だからか…イカレタ女だからだろうか

セヒや 私の言葉があなたも心に遺言のように
残すとは思わなかった ごめんなさい
あの時 私の辛い気持ちだけで…

ジホがセヒの母親に唐突だけれどもいう言葉に、生きる強さを感じます。

癒えてないセヒさんの傷にクッション役として残りたくないんです
セヒさんに一度傷を負わせたじゃないですか お母様も お父様も

16話

ジホ母:
自分の心に輝くような大切な想い出を作ることが重要だといいたいのかな
似たり寄ったりの人生でも 時によってはキラキラと輝く時もある
その度それを逃さず自分のポケットに掴んで集めなければならない
そうすれば 後で辛く疲れた時 その星を一つずつ取り出して
その時期を耐えることが出来るんだ

母の話を聞いてジホは…

だからその星を逃したくなくて離婚することにしたのよ 私も
私の☆ポケットにキラキラといっぱいに満たしたくて

ジホ母は、迫力ある女性!です。家族の片隅で静かに目立たなく生きているようで、実は家族の土台になっている。このドラマの中で一番地に足がついた生き方をしている人なんです。

ジホ:
心が痛かった
家族は贈り物という母の美しい言葉が
私を叱る言葉のようで
結婚はキラキラ輝くこと
結婚は憎くてももう一度顧みること
結婚をとても簡単に考えていた私たちが…
初めて恥かしくなった

ジホ:
握手で始まった関係は
握手で終わらせることがいいと
私たちの前半戦は結婚だったが…
後半戦は愛したいから

セヒ:
笑うのか?なんで笑みがでるんだ
人を狂わせて家まで売らせておいて
笑えるのか


ジホ:
今、セヒさんが怒った…
始めからそう言えばいいのに
僕がどれほど会いたかったか
僕がどれほど苦しかったのか
初めてセヒさんの気持ちを話してくれた
ありがとう
19号室を開けてくれて
ごめん 辛い時にいなくなって
私が抱きしめてあげようか?

ジホ:
代表もお父様も 私がなにを諦めたらいけないか
教えてくれる機会になりました
私は愛を諦めることはできなかった
だから私は何かを諦めたのではなく まず愛を最優先に選択したんです
本物の愛と言うものを
だからもし結婚が私たちの愛に害を及ぼすなら
これからも選択したくないです セヒさんはどう思いますか?

セヒ:
私はジホさんとまた離れていたくありません
そして法的な保護者になりたいです
だからどんな危険なことが起こっても
僕が一番に駆けつけることができるように

親たちの慣習にとらわれない自分たちだけの対案を考えていこう

重要なことは どんな形態でも
そばにこの人と 今この瞬間
一緒にいること

だから今日も
まず私たち
愛することだけをするんだ
今瞬間を生きている全てのみなさんへ
全ての真心を込めて健闘を祈ります
どうせこの人生 私たち全て 初めてなのだから

 

 

お友達カップルのその後……

スジのマイレージ プロポーズ

スジの結婚観は、そんなくだらない生活を共有する人とどうしてセックスできる?幻想が壊れる。 結婚は男女の墓場でセクシャルがおしまいなのよ。

スジさんのかっこよさはダントツでした。

でしたが、彼女もマ代表の愛で変化しましたね。

スジの香港出張に合わせて同じ飛行機を予約したマ代表でしたが、ビジネス席のスジと違いエコノミーの翼近くの席のマ代表の席。
スジの会社は年間売上50億になっているようです。すごい!!
そんなマ代表にスジは自分のマイレージを共有出来るために結婚しようと提案します
嬉しいけどマイレージなんかのために結婚するのは嫌だと言うマ代表に、スジは苦労して貯めたマイレージを一緒に使うことは
それくらいマ代表を愛しているからだと…. 素直ではない…

マ代表語録:

はじめはマ代表の軽いタイプの代表かもと思って見ていましたが、なんか彼の言葉は、深く、彼の視線は常に温かかった。
彼は、会社の代表としても、一人の男としてもしっかりした生き方ができる人なんですね。人の弱さには踏み込まず、じっくりゆっくり、面白くないギャグを飛ばしながら心を掴んでいってしまう….カリスマなんです。
セヒも素敵でしたけれど、マ代表の方が大人に見えました。でもセヒと同じ38歳設定でしたが…..
スジへの愛は強くて太かった。このカップルはお互いを成長しあえるカップルですね。

12年前にセヒに言った言葉

人間はどうせ自己的な生き物だ。去る人を未練がましく思うのも、それはただの欲だ。
ジョンミンは、お前といても幸せではなく、お前なしてでも生きていけるから去ったんだ。

スジに言った言葉:

疲れて苛立ってケンカしても、普通は、お互い慰めて生きていくもんなんだ

スジは足を引きずって歩く母親、彼女の生きてきた環境を隠して生きてきました。ジホへ言ったように、イカレタ女として強気で生きてきました。その生き方をマ代表はスジを愛するようになってから気に掛かっていたんです。

世の中に対して真正面から立ち向かへ。
俺が見る限りお前はちゃんと向き合ったことがない。
いつも逃げて、会社を言い訳に、お母さんを盾に世間を非難ばかりしながら戦う姿勢ばかりで生きてきている。
お前は世間と真正面から顔を合わせ、話をするべきだ。
そしてお前がそう始めたなら 俺はお前のそばで耐える準備がある。

ホランとウォンソクのカップル

このカップル、付き合い始めて7年、同棲し始めて2年。
ホランは、ウォンソクを助けていつか彼がプロポーズしてくれて、幸せな結婚をしたいというこのドラマでは、あまりに普通な生き方をしている女性です。性格も明るくて気立ても良いのに、どうしてウォンソクと歯車が合わずに喧嘩ばかりしています。
付き合いが長くなって、お互いに甘えが出てきているんですね。お互いが見えなくなり、アラばかりが見えてしまう….
恋愛の始まりの時は、お互いを「愛」というレイヤーをかけながらも真剣に見つめ合います。でも数年経つとそのレイヤーには幾層にも重なり、本質が見えなくなってしまい、日頃の不満ばかり出てしまうのがお決まりですからね。
倦怠期のカップルが、もう一度関係を見直すエピソードでした。

ウォンソクの心の声

ホランは俺のせいで笑う
ホランは俺のせいで幸せだ
そしてホランは俺がいなければ生きられない
主語を変えてみたら答えは簡単だった
導き出す公式自体が間違っていた
恋愛の7年間 僕が幸せな道だけ選んでいた

僕にとってボミさんはMacのosみたいな方です
新鮮で不思議で直感的そして気が楽な方です
僕は煩わしく面倒くさくても 今も変わらずWindosが恋しいんです
Mac osが理想的だけど まだ僕の心と手は
Windosを覚えているようです。
Windowsとはホランのこと。

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