ああ、私の幽霊さま Oh My Ghostess 全16話 (2015年 韓国tvN)
あらすじを始めに少し〜
幽霊が見えるという秘密を持ったボンソン(パク・ボヨン)は、人気レストランのキッチンで調理補助として働く女の子。内気で自分に自信が持てず、片思い中のカリスマシェフのソヌ(チョ・ジョンソク)にも想いを伝えられずにいた。一方、恋もできずに幽霊となったスネ(キム・スルギ)は、セクシーな女性に憑依しながら現世をさまよい続けている。3年以内に男性と一夜を過ごさなければ、悪鬼になるという運命に焦るスネ。
しかし、スネとキスをした男性たちは全員、低体温症で病院に運ばれてしまう。ある日、自分を追う巫女から逃げていたスネは、あわてて憑依したボンソンの体から出られなくなる。レストランの同僚たちは、急に活発で明るい性格に変わったボンソンにビックリ!そんな中、ソヌはスネが憑依したボンソンにうっかりキスをしてしまう。ソヌが低体温症にかからなかったことに気づいたスネは、探し求めていた男性に出会えたことに大喜び。ソヌは積極的なボンソンに戸惑いつつも惹かれ始めるが、間の悪いことにスネはボンソンの体から抜け出てしまう。引っ込み思案な性格に戻ったボンソンは、恋を成就させるため、スネに協力を求めるが…!?
「ナイショの恋していいですか!?」のユ・ジェウォン監督と脚本家ヤン・ヒスンが再びタッグを組んだゴースト・ラブコメディ!
「ナイショの恋していいですか」、面白かったです。ソ・イングクさんとイ・ハナさんのケミもよくてとても可愛いドラマでした。でもイングクさんは18歳には見えませんでしたが。
キャスト
チョ・ジョンソク(カン・ソヌ)
パク・ボヨン(ナ・ボンソン)
キム・スルギ(シン・スネ)
イム・ジュファン(チェ・ソンジェ)
このドラマは、2015年の韓国ドラマの中では高評価ランクされていると聞いていました。が、なんかドタバタしてるドラマっていう感想です。
生きている女性ーナ・ボンソンと幽霊ーシン・スネの性格が違いすぎるギャップをどう感じるかでこのドラマの評価が変わるのではないかな〜
内気で自分に自信のないボンソンは、仕事場で睡魔にも負けて失敗ばかり、「申し訳ありません。」を連発するなんかやる気のないスタッフです。
スネに取り憑かれると、陽気で超明るい、やる気満々のハイテンションスタッフに変身します。
この変身があまりにも大げさで、品もなくて最初はどうにもこうにもリタイヤしたくなりました。
なんでこんな女性をソヌが気にし始めるのか、なんて信じられないと。オーマイガッド!!
でもチョ・ジョンソクさん見たさに最後まで視聴しました。
最後までスネの言動、行動にはやはり違和感がありましたが、スネもボンソンも付き合いながら、お互いの心の中を知っていく、本当の自分の姿、自分の心を取り戻していきましたね。幽霊は無理ですが、ボンソンが自分を取り戻し、自信を持って生きていこうとする成長物語のようにも感じました。
「処女で亡くなった幽霊が、一回特定の選ばれし男と結ばれると成仏出来る」という設定なんです。
それでやたらにシェフのソヌにまとわりつくのです。
こんな女、普通ならば気持ち悪くて嫌でしょうが。それがどういうわけかシェフが引かれていくのです???
スネが帰依したボンソンは、本当にハイテンションモードになるのですが、それが結構可愛いのです。
パク・ボヨンさん上手に演じられていたということですね。
シェフ、ソヌはボンソン・スネどちらを好きなのだろうか?
スネも、ボンソンに帰依しているうちにシェフを本気で好きになり始めます。
奇妙な三角関係?
スネがボンソンに帰依している時の記憶はボンソンにはありません。
シェフに本当はキスしてもらいたと思っている生身のボンソン、でもスネが帰依している時のボンソンは猛烈にシェフにアッタクしてキスしてしまいます。
シェフは頭がこんがります。ボンソンもわけがわからくなります。
スネに思うがままに操られている二人です。
躁鬱状態を繰り返すボンソンと一緒にいても、そのボンソンを気になって仕方のないシェフ。
スネが帰依しているそう状態のボンソンとの時間が長い時間を過ごしていると、見ている私たちは一体どっちを好きななのかと?
二股疑惑?
そう状態のボンソンには惹かれ始めて、内気な状態のボンソンには愛おしさがシェフには生まれていましたね。
でも内気なボンソンに、元気なボンソンは私ではないと告白されて「自分は幽霊が見える体質で、憑依されていて、シェフが好きなのは、その幽霊のお姉さんだ」と。。。
打ち明けるシーンは、うるっときました。
でもシェフが愛読していた料理ブログが、ボンソンのブログだったのです。振り回されて、訳のわからないことを言われてオロオロするシェフ。
そこのところは曖昧な感じで。。。。
ボンソンが好きなんだ」と言うシェフ。
ボンソンといる時が幸せで、ボンソンがいないと不安になるというシェフの単純な結論が新鮮に思えるドラマです。ここでも愛とは自分にとって快適な居場所を探し求めるというセオリーが確立されます。
13話以降は、まるでスリラーか、サスペンス劇場です。
こういうサイコパスみたいなドラマに展開していくとは。。。
イム・ジュファン(チェ・ソンジェ役)さんはイメージ変身したかったのかもしれません。
でもこの場面では人間の悪の感情と善の感情、悪魔に帰依されたソンジェでさえもその中で生きてきた。
なんか人間って2面性があるんだよ。。
最初からこのソンジェには秘密があると思わせぶりでした。
でも幽霊シネも成仏できたし、シェフともちゃんとお別れできたし、この世に未練なく天国の世界に旅立って行きました。
結局、シェフはオロオロ振り回されぱなしで最終章です。
なんかこんな場面見た〜「パスタ」だ。。。
料理の勉強しに海外留学行くボンソン。
帰りを待つシェフ。本当にボンソン行っちゃいました(笑)
パスタではいかなかったよね?
でもでも幸せなシェフとボンソンです。ハッピーエンド❤️❤️