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Start Up  夢の扉  8話までの感想❣️

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Start Up  夢の扉  8話まで見ての感想 (tvN 2020年)Netflix

躍動感あふれ、会話も面白く、ダルミの生い立ち、ダルミのおばあちゃんの人柄、そして二人と関わるハン・ジピョンという男の話が、切なく伝わってきてとってもいいドラマだと感じながら見ています。夢の扉に向かって生きるダルミと姉インジェ、恋の相手になるのかナム・ドサン、世話やきおじさんで終わってしまうのかハン・ジピョン、そんな彼らを温かく見守るダルミの祖母の姿をテンポ良く描き出している。

ジピョンにフォーカスした感想になりますが、あしからず🙇‍♀️

ダルミの祖母とジピョンの関わるシーンは、胸にグッときてしまうエピソードばかりでした。

監督:オ・チュンファン 星から来たあなた・ホテルデルーナ・ドクターズ
脚本:パク・ヘリョン ドリームハイ・君の声が聞こえる・ピノキオ

「あなたが眠っている間に」でタッグを組まれたお二人が、この作品で再びタッグを組まれた。そしてヒロインは、ペ・スジ。
お二人がタッグを組んだドラマより、それ以外のドラマの方がみんな素晴らしかったと評価しているので、今回は、あまり期待はしていなかった。苦手なナム・ジュヒョクくんに、スジさんだったから。でもネトフリだし、ちょっと見てみようと思って1話を拝見したら、もうもう100%引き込まれました。

今見ていた他のドラマが霞んでしまっています。ネットでの評判もいいですよね。

スジさんは、水を得た魚のように生き生きとしているし、なんと言っても、ハン・ジピョン役のキム・ソノさんが、ダークホースです闇の中から出てこられ、主役を食ってしまう魅力にあふれていらっしゃるからです。1話の終わりに登場した、ナム・ジュヒョクは、等身大の青年のように写るので、今回はどうにかクリア出来そうです。(「ハベクの新婦」「まぶしくて」の演技は、ただの背高のっぽが、立っているだけで、俳優さんとは思えませんでした。)

ヒロインとヒーローは、スジさんとナム・ジュヒョク君でしょうけれど、脇がしっかり抑えられていて、お二人の演技を盛り立てている構図がなんと言ってもゴージャス。特に祖母役のキム・ヘスクさんは流石です。このドラマの若手俳優人とのシーンは、全て圧巻のシーンばかりです。同じように青春ドラマとして終わったばかりの「青春の記録」と比べてしまう。ヘジュンの母親のような息子の未来を信じ、見守る忍耐力のある母性と同じようにダルミの祖母も孫の顔をいつまでも輝かせていたいと思う切ない思いがふつふつと伝わってくる。このドラマでも、ダルミとインジェの離婚した両親の存在は、深く影を落としている。再婚した母と姉の現況も、このドラマでは重い比重になっている。

▶︎ずっと見ていての疑問……

ダルミは15年間、ナム・ドサンの面影を背負い、想い続けていた。でもハン・ジピョンにとっては恩を受けた人の孫で、代筆して手紙を書き続けた女性がダルミだったと言うことです。ジピョンは、ダルミの祖母の願いで、ナム・ドサンを探して、Boy meets Girlの現場を、サンドボックス交流会会場での出会いをセッティングしたのです。でもその出会いを目撃してから、ジピョンは、ダルミに興味を持ち始めたのです。つまり、ジピョンも、ドサンと同じなんですよね。あの交流会場で、ダルミに惹かれたのです。ただ、15年前に1年間文通したメールでの交流で、ダルミという娘をなんとなくジピョンは覚えているのでしょうが。ジピョンに届いていた手紙は、祖母が持っているのかな??

3話での「地図なき航海」ダルミの手紙の一文ですが、7話でも彷徨って見るのもいいドサンに告げます。この手紙の内容なんですが、彼は、3話では理数系の頭では理解できないって、言ってました。ジピョンはすごく共感できるって。この会話の時とドサンは、変化したと言う事ですか?

地図なき航海

傘があるのに雨にあたった事は
今日試してみた
雨がやみ、目の前に素敵な風景が現れた
大きな虹だ
どんな願いでも叶いそうだった
たまには、彷徨うのも悪くない
たまには地図を持たずに航海に出るのも素敵だと

と言うことはダルミの気持ち次第で、この三角関係はエンドするのでしょうか。でも15年間のダルミの気持ちって、もう勝手にジピョン像を作り上げていると思う。現実を生きるジピョン、世話焼きで、よく気がつき、冷たそうに見えるけれど温かい男、仕事のできる男として見てあげて欲しいです。上司ではなくて…..見ているとは思うけれど。ドサンとの恋を選ぶかもしれない。若い二人が、築き上げて行く世界を選ぶのもいいかもしれない。ジピョンはいつまでも世話焼きおじさんで終わってもあと8話、カッコよく頑張って欲しいな💓

では、簡単なあらすじとドラマの感想………………..

背景もすごく目新しい。韓国のシリコンバレー Sandboxサンドボックス

成功を夢見て、スタートアップに飛び込む若者達の始まり(START)と成長(UP)を描くドラマ

▶︎サンドボックス……コンピューター上に設けられた「安全な仮想環境」のことです。砂場で遊んでいる子供が安全であるように、サンドボックスはコンピューターの中で構築された安全な仮想環境です。サンドボックスの中であれば、万が一、実行されたプログラムが悪意のあるものであったとしても、コンピューターそのものを守ることができるのです。つまりサンドボックスとは、攻撃されることを前提とした仮想環境であり、たとえ悪意のあるプログラムが実行されても、コンピューターをマルウェアからの感染を防ぎ、安全が守られる仕組みなのです。このドラマでは、サンドボックスと言う場所になっていますが。

▶︎スタートアップ企業とは……スタートアップを一言で表現すると、新しいアイデアから社会的意義、価値を創り出して、社会的変化ををもたらす事ができる起業家になろうとする集まりで、世の中に新しい価値をプラスし、人びとの役に立つものでなくてはならない。つまり、イノベーションの観点があるか、社会貢献を目的にしているかというのがスタートアップ企業と名乗るための条件です。Facebookや、Googleなど….目的、組織の構成、成長スピード、資金繰り、収益方法、目指すゴールを、はっきり示し、それに向かっていく起業でなくてはならないのです。

このtvNの紹介ページでの写真は、なんか全てがわかる。

ペ・スジ🔹ソ・ダルミ

韓国のスティーブジョッブスのように世の中を変えるCEOになるという大きな夢を持つ。
夢を実現するために様々なバイトをして資本金を貯めていたダルミは”自分の運命を逆転させるために“スタートアップに飛び込む。

ナム・ジュヒョク🔹ナム・ドサン

「サムサンテック」の創業者。趣味は編み物。
子供の頃は数学の天才と言われ家族の誇りだったが、2年前ハイテク企業を立ち上げたあと、両親の投資資金を使い果たして一族の恥となる。
再び輝くために“スタートアップに挑む。

カン・ハンナ🔹ウォン・インジェ

米ペンシルベニア大ウォートンビジネススクールでMBAを取得したスーパーエリートでネイチャーモーニング代表。
学歴・美貌・財力と誰もが羨むすべてを持っているが、義父から裏切られ、二度と” 捨てられないように “スタートアップに加わる。
でも、サンドボックスに入る時に、あのブランコロゴの女の子は自分だとプロフィールに書いていましたよね。本当はダルミなのに。なんでも利用してしまう欲の強い女性なんですね。

キム・ソノ🔹ハン・ジピョン

SHベンチャーキャピタルの首席チーム長、類まれな投資スキルのおかげで優雅な生活をしている。
15年前に施設を追い出されて孤児だった自分に温かい食事と、寝る場所を提供してくれたダルミの祖母に”恩返しをするために“スタートアップを選択する。

▶︎ベンチャーキャピタル…..投資会社、投資ファンドの事。高い成長率があると判断できる未上場会社に対して投資を行う、資金を提供する会社。

ソ・イスク🔹ユン・ソナク

SHベンチャーキャピタルの代表、サンドボックスの創始者
サンドボックスの名前の由来を聞かれ、子供の遊び場には安全用の砂が敷かれていますよね。それが由来です。
起業して失敗しても、けがをするな

キム・ヘスク🔹チェ・ウォンドン

カトリック信者のダルミの祖母

AIヨンシルの声🔹ヨ・ジング

響くいい声しているな〜〜〜、落ち着いていて温かみがあって、理知的な声ですね💓

1話がものすごくいい…….期待感が膨ら見ます♪

ハン・ジピョンの子役時代を演ずるナム・ダルク君の演技力は、言うもでもない。そのダルム君の成長した姿のハン・ジピョンさんとシンクロしているのも、このドラマの強い魅力ですね。そうとは思えないくらいの魅力が溢れていて、彼が2番手君でいいの?と……でもそうだからこのドラマが面白いのです。主役の男優さんより、魅力のある2番手君なんて….そういうドラマあったかな???

1話の冒頭の「利己的な選択をしたことはありませんか」とダルミ。「利己的でしたが、切実な選択でした」とインジェ。
このダルミの質問は、両親が離婚した時に、父ではなく、母を選択した姉への質問でした。
そして回想シーンが….

稼ぎの少ない父親を常に罵る母の中で育ったダルミとインジェでしたが、優しい思いやりのある父親をダルミは大好きでした。ついに両親は離婚して姉インジェは母について行きました。

突然の別れに悲しむダルミを見守っていた祖母は、ダルミを励ますために、一通の手紙を渡します。その手紙に励まされて明るくなったダルミ。そして文通が始まります。その相手は、ナム・ドサンという男の子でした。でもこのナム・ドサンとお互いがわからないまま出会っていたのですが。

ダルミは、この手紙の主、ナム・ドサンという名前しか知っていなかったのです。

この手紙を書いていたのは、ダルミの祖母から頼まれて代筆していたハン・ジピョンでした。そして名前を決める時に、当時の新聞で、数学オリンピックチャンピオンになった少年の名前を拝借したのでした。

そう、ダルミが会いたい相手、ナム・ドサンは、ハン・ジピョンだったのです。それを知らない、ダルミは、大きくなってもナム・ドサンを探すのです。

そこでついに登場した本物のナム・ドサンっていうシーンで1話は終わりました。

ジピョンとダルミの祖母

ジピョンは、自立支援金200万ウォンだけ与えられて施設を追い出され、それを救ったのはダルミの祖母でしたが、ジピョンは銀行口座と証券の口座をダルミの祖母に開かせてその口座を元に投資して8000万ウォンのお金を貯めていた。大学へ行く資金として。そのお金をダルミの祖母がダルミの父親に渡したと思い込んでしまったジピョンでしたが、祖母は、そのお金をジピョンに渡し、それを奪って逃げるようにして祖母の前から逃げたという過去。始めに銀行へいくら入っていたかは不明でしたから、一体ジピョンがどの位儲けたのかわからなかった。でも彼はお金を持ち出したと思っている。

その後バスターミナルで、ジピョンの履いていたボロボロのスニーカーを脱がせて、新しいスニーカーを渡し「成功したら、連絡しないで、腹が立つから。その代わり辛かったら連絡を…..雨の日に行く当てがなかったらいつでも来なさい」とダルミの祖母が言うシーンは、( ͒˃̩̩⌂˂̩̩ ͒)しか出てこない。

そして15年後に再開したジピョンと祖母、「なぜ来たの?具合でも悪いの?行き場がないのか?」と声をかける祖母にまた涙。

サンドボックスの会場にお弁当を届けに来た時にも、祖母の靴紐を結び直しながら、ジピョンは、「僕にお金を渡さなければ、ダルミは大学へ、お店は手放さなくて澄んだかもしれない。」僕に出会わなかったらと思わないのかと尋ねるジピョンに「後悔はしていなかったけれど、残念なことはあった。お節介なお婆さんくらいの事は、やってあげられたのに….」と言う祖母とのシーンにまた( ͒˃̩̩⌂˂̩̩ ͒) その前のダルミ母との会話で、ジピョンは気持ちが重くなっていますが….

ダルミの父親チョルミン、キム・ジュホンさんが演じられましたが、もう一度家族が一緒に生活できるように、起業するために奔走する中、サンドボックスの創始者、ユン・ハンソクさんと出会い、その思いを伝えるシーン、そうサンドボックスの名前の由来になっていたのですが、こう言う伏線が丁寧にテンポ良く描かれているのが流石です。

「昔、娘がブランコから落ちて怪我をしたんです。妻が乗るなと言ったら、転んでも痛くないように砂を敷いて…と言ったんです。」この業界にも砂が敷かれていたら存分に事業が展開できます。と….でもダルミの父親はバスの中で…あの事故で…

サンドボックス代表と父親の出会いが、今度は娘がその世界へスタートアップして挑戦すると言う流れ、ユン・ハンソク代表のSHベンチャーキャピタルのチーム長に、ジピョンがいるのです。そこへ絡んでくる姉や再婚した母や、義父。
ナム・ドサンを探して、ナム・ジュヒョク演ずるドサンをあの文通相手だと思い込み、恋するダルミ。そんなダルミを見ながら、ナム・ドサンは、自分が間違われていることを知りながら好きになってしまうと言う流れがとってもスムーズに描かれています。パク・チャンホ選手のサインボールのepなんて笑えます。そしてそのチャンホ選手が、起業仕立てのダルミとドサンを助けるepなんて、スムーズな流れの中に、「あっと」思うシーンが盛り込まれていて、気持ちをそらさない演出はさすがです。

でもダルミを失望させないために、サンドボックスにドサンの会社サムサンテックをいれるジピョン、ダルミの祖母の願いを聞いて、ドサンは身代わりを続けることになりますが、それもダルミを悲しまさせないためでした。祖母は失明してしまう病気のようで、見える間は、ダルミの笑顔を見ていたいなんて言われたら……

▶︎ついにスタートアップが始まります……..ハッカソンのミッションシーン48時間は、ワクワクしました。
48時間で実現可能な事業を創り出しそれを3分間で、投資家にアピールする事

ダルミは筆跡データをAIに学ばせて構築した偽造筆跡を判別するアルゴリズムと事業構想について完璧なスピーチをジピョンの助けもあって披露しましたが、姉のイジョンは、筆跡データを使って開発した短時間にフォントを作る技術を低価格で発表したのです。インジェ達が構築したフォントをサムサンテックは、偽造と判定できるのかと言う提案に、できると答えたダルミだったが、偽造判定ができなかった。それでもサンドボックスに入れたのは、コダ(CODA)のコンペで、ドサンに注目していたアレックスの推薦だったのです。

筆跡鑑定……ジピョンの書いた筆跡を見ていつ手紙の文字と同じだと気がつくのだろうかダルミは….

「賢いけど、欲がなくてくすぶっている息子に欲が出たら必ず成功する」と言う父の言葉を聞いたアレックスは、ドサンが、イジェングループに負けてしまい壊したボールペンを見て、ドサンの才能を確信して、サムサンテックに手を挙げたのです。

ついに、サンドボックスへの参加が決まり、うれしさのあまりドサンに抱きつくダルミ。うれしそうなドサン。でも忘れないでねダルミ…ここまで来れたのは、ジピョンのおかげなんだから💦こんなに献身的なジピョンが可愛そう。

ダルミがドサンを好きな理由は、手が大きいこと?

 

もう子供としか思えない3人のナムジャ….イ・チョルサン(ユ・スビン)、キム・ヨンサン(キム・ドワン)サムサンテックの共同経営者。こんな仲間意識でいたら、会社経営は惨憺たるもの。だからサムサンテックは、落ちぶれたし、ジピョンにドサンは会社経営者には不向きだと言われてしまう。
紅一点ハイスペック女性、アメリカ帰りらしいチョン・サハ(ステファニー・リー)に、ダルミが自分にないスペックの持ち主だと感じてスカウトする。彼女を説得した言葉は….
「私は、絶対に自分の選択に後悔しない。ハイスペックの代表ではなく、高卒の自分を選んだ素晴らしい開発者を後悔させない自信がある。」とつまり、サムサンテックの彼らを信じて欲しいと言うことですよね。こうして道は開かれていきます。

サンドボックスに初出勤して騒ぐナムジャ達をよそに、メンター(アドバイザー)を選ばなくてはならない。そのメンターにダルミはジピョンを推す。はれてメンターとなったジピョンは、会社の構成、株式の分配、キーマンの重要性を説明するけれど、3人のナムジャは、投資される1億ウォンのお金や、株式分配で、またもや騒ぐ。ジピョンにいい人かCEOかどちらかに選択しろと言われて、ドサンを最大株主にしたダルミ。

投資家が相手にするキーマンは誰ですか?とジピョン….それはドサン。でもダルミとドサンが常に対応すると、つまり最大株主であってもダルミの意見に従うって言うことでしょうね。

そんな慌ただしい中でも恋は育つ..……..何度も手紙の秘密を打ち明けようとするドサンですが、打ち明けて正々堂々と愛を告白したいようですね。ダルミの祖母が、あの手紙もダルミの為で、ジピョンにとって祖母の存在がどんなに大きいかをまざまざと感じるんですよね。でもドサン成長しているではないですか。そしてまたもや秘密を守ることになってしまう。

ジピョンは、行動と発言が一致しない。ダルミの前に出ると、言葉も態度も素直になれない。偏屈ではないけれど、世話焼きおじさんになろうとしているのが見ていて苦しい。普通の男になればいいのに…..

A1のヨンシルに嫉妬の定義について尋ねるジピョン。ドサンにダルミとの事をいちいち突っ込まれるので嫉妬しているのかと聞かれてしまったジピョン。好きな人がいないから嫉妬するわけないない…と高ぶる気持ちを抑え、ダルミへの心を封印するかのように、贈り物の植木鉢を捨てるジピョン。

ドサンは、編み物しながらマインドフルネスになって、閃くみたいですね。画像認識アルゴリズムの高い認識率を使用して視覚障害者向けのサービス事業を提案する。その提案に賛同したダルミは、その開発資金を調達しなければならない事になる。姉からのアドバイスで、姉の父親のモーニンググループのAIプロジェクトに賭けた。
でもそれは甘い話で、すでにその作業は終わっており、画像ファイルを10万個集めると言うバイトの提案だったのです。それもバイトを雇うとお金がかかるけれど、AIスペジャリストならば、任せられると」5000万ウォンでどうだと持ちかける。それはダルミ達の事業案を盗む代金だったのです。またもや騙されたダルミ。でもこれもジピョンが事前に調べて分かった事です。

インジェの父親の提案はあまりに傲慢で、ダルミにウォン家の娘になっていれば良かったなんて言われて怒りで震えるダルミを見てドサンは会長のネームプレートを叩き割った。

その後、屋上でのシーン…お金よりプライドを選んでくれたドサンにキスするダルミ。それに答えるドサン。。。

ここでも、「地図なき航海」をして見ないかとドサンと自分を奮い立たせるダルミ。

祖母から、昔のドサンと現在のドサンのどちらを好きかと聞かれたダルミは「今は15年前に手紙をくれたドサン。 初恋の人だから、恋しいし感謝してる。 」そして「今のドサンはまだ慣れない。 たまに別人の様に見えて寂しい。 でもなぜか心が弾んで、ときめく。 」と答えた。どうなんでしょうか❓

ドサンはA1スピーカーヨンシルと画像認識技術を連携させた新しいアイデアを披露した。”ヌンギルAPP”と言う事業計画書。でもコストがかかり過ぎるとジピョンに却下される。が、ダルミは、感情を表示できるライトをジピョンの指にはめ「15年前にドサンが送ってくれた手紙で教えられたことがあります。 当たり前だと思っている日常生活がどれほど貴重かをその手紙で悟ったんです。 だから私たちにとっての” 当然 “が当然ではない方々の力になりたいんです。 」と説得した。ライトが青くなるのを見て、 ジピョンの本心が分かり喜んだ。(青だと感情が昂る・赤だと嘘をついている)

“ヌンギル”もアイデアに、これは目的が明確ですね。 目的が明確なら他はついてきます。とソナク言われて、ジピョンは「ブランコに乗った子のように?」と確認した。これに頷くソナクに、インジェとダルミが両親の離婚を機に別々に暮らしていた姉妹で、ブランコの子がインジェではなくダルミであるかもしれないと告げる。
ソナクの考えを聞いて気持ちが変わったジピョンは、投資してくれそうな人をダルミに紹介するリストを渡す。これにダルミは、 いつもはブレーキ役なのに、今回はアクセルを押してくれましたね。 とジピョンに感謝する。ブレーキがないと壁にぶつかりますよとジピョン。本当に世話焼きおじさんなんだから…….

ダルミと祖母との会話

ダルミってとっても気持ちの温かい女性に成長していた。
ダルミは進学することを諦めてバイトしてあの祖母のキッチンカーを買ってくれた。祖母はあの店を売ってお金を用意したらしいけれど。。母さんについて行けば、あんたの人生は晴ればかりだったのにと言う祖母に……父さんが言っていた。「晴ればかりが続くと砂漠になる。雨が降ってこそ、草木が育つと」ダルミは、立派に育った、誇らしい孫だと、心配しなくていいと母に告げる祖母…….( ͒˃̩̩⌂˂̩̩ ͒)

祖母が、”ヌンギル”を使用して感じたことをノートにメモしてドサンに渡したが、その筆跡を見てダルミは泣き崩れる。祖母のために”ヌンギル”事業を継続しなければならないと決意し、インジェに頼んで、ウォン会長を訪ねた。会長室でドサンが土下座している姿を目撃したダルミは、ウォン会長が暴行罪でドサンを告訴した事実を知る。「2人で土下座したら、支援を検討しよう。」と圧力をかけるウォン会長に、ダルミは携帯を取りだし録音していたウォン親子の会話を流す。ウォン会長が「脅迫するのか!」と怒ると、ダルミは「交渉と言った方がお互いのためかと。 手遅れになる前にモーニンググループのCSR基金で支援をして下さい。 告訴の件も示談で解決を。 」と要求を突きつけた。これに仕方なく同意したウォン会長は、サンドボックスのホールで、モーニンググループのCSRプロジェクトとして、サムサンテックの”目線”事業を支援すると発表した。

ジピョンは修正した事業計画書を返し、デモデーの準備をするよう指示した。

▶︎デモデー……. 採択されたスタートアップ企業がさらなる資金調達、専門家からのアドバイス、取材の機会を得ることを目指して行うプレゼンテーション。

その夜、ジピョンが計画書に書かれた注意書きを読んでいたダルミは気が付く。15年前の手紙を取り出して見比べた。手紙のドサンの字と同じである事を確認すると、ジピョンがドサンの誕生日と筆跡が同じだという事実に驚きを隠させなかった。

その頃、家でダルミから受け取った松の実うどんを作ったジピョンは、その美味しさに感動しながら食べ、ジピョンからダルミのシュシュを受け取ったドサンは、ベッドに座ってそれを悲しそうに見つめていました。そしてあの復讐と書いた人間は….

 

 

 

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