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賢い医師生活2  人と人が出会うのには必ず意味がある…

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賢い医師生活2 Hospital Playlist 2 全12話 (2021年 tvN)Netflix

1999年に入学したソウル大学医学部の同期5人が、20年を経てもいまだに続く友情と信頼感あふれる絆を通して描く、40代の医師達の「何気ない日常」を綴ったドラマ。「賢い医師生活1」から1年経ってのこのシーズン2は、1話が短編映画の様でしたが、5人の99ズの恋愛の行方や、医師としての在り方が、奥深く描かれて、醍醐味を感じる時間になりました。

全体を通しての感想をはじめに

現実とはかけ離れた世界で満足させるドラマではなく、現実とシンクロナイズするドラマを見て共感したり、考えたりするドラマが、この「賢い医師生活」でした。
40代は、今の自分の立ち位置や在り方を考えながら、その先の人生を考えるターニングポイントです。ジョンウォンがアメリカに行って、専門技術を学ぶというのもそうであろうと思うし、大学病院という大組織で働く医師達ですから、患者さんと向き合うということより、後輩インターンを育て、組織管理にも目を向けていかなくてはならなくなる世代です。このドラマは、上下関係がきつく描かれていませんでしたが、韓国の大学病院で上下関係がないなんて想像できませんけれど……….

ソウル大学の医学部卒で、それぞれの家庭事情はなんとなくわかりましたが、ドラマに登場したのは、ジュンウォンの家族とソッキョンの家族だけでした。ソッキョン母は、ストレスでしたが、このドラマ、ストレスの溜まる人物が登場しなかったから、余計に目立ちましたね。

病院は、患者が主役です。その患者と家族のエピソード、患者と医師のエピソードを描きながら、医療現場の日常をリアルに描き、そのクオリティも非常に高いドラマでした。5人の登場人物の関係性がとても温かく描かれていることで、その雰囲気を味わいながら心地よい雰囲気で視聴できました。

このドラマのキャスティングは、シンPDとイ・ウジョン作家が、実際のキャラクターとシンクロ率が高い俳優陣で、構成したというのは納得でき、俳優陣の演技力と資質とポテンシャルの高さも明確にしたと確信できる作品になりましたね。
キャストのセリフがとにかく練られていて、「う〜ん」と唸ったり、「うんうん」と頷いたり、「そうだよね〜」と納得したり、「素晴らしい!」と感嘆したりしながらの視聴タイムで、時間の感覚を忘れてしまった。

そしてEpの最後に彼らが演奏する姿は、圧巻でした。

Netflixで日本でもすぐに視聴できたので、反響もリアルで、癒されている方々が多くいらした。こんな高スペックで、性格も良く、医師としてのポテンシャルも高く、患者も大事にする99ズに嵌らない方はいませんよ。劇的なシーンがないけれど、温かく穏やかな空気が常に漂うドラマで、少々間延びしたと感じたシーンもありましたが、99ズの個性のある恋愛シーンで、弾みをつけて再びいつもの日常で終わったドラマでした。

賢い医師生活2ー99ズ中心の相関図  キャストと役柄をわかりやすくまとめたつもりです

キャスティングと専門分野の考察してみました

日常は、身体に関する仕事をしているので、ドラマを見ていてもその俳優さんの身体の状態が気になってしまったり、歩き方が気になったりしてしまいます。(ヒョンビンssiの歩き方は、バランスが取れていて、無駄もなく弾力のある惚れ惚れする歩行リズムのある歩き方で、造られた身体能力ではなく、非常に高いポテンシャルのある身体なのだと拝見しております。)なので、「賢い医師生活」の5人のキャスティングと専門分野の振り分けに興味が湧き、そのポイントからこのドラマの感想を書いておきたくなりました。

医師や看護師の仕事は他者の非日常を受け入れ、日常に戻してあげること。人間は結局のところ感情の生き物であり、非日常に身をおけばいつもの自分ではいられない。だからこそ、非日常に翻弄される患者やその家族を見守り支える医師や看護師の存在は大きいとつくづく感じます。

まずイクジュンが、肝胆膵外科医なのか………

肝臓、膵臓は、沈黙の臓器と呼ばれています。異常があっても発見されるまで、耐えてくれる臓器ということでしょうか。ドラマの中でムードメーカーであり、影からしっかり見守り隊になっているイクジュンの資質とぴったりです。生体肝移植ができる肝臓は、生体ドナーからの肝臓の一部を切り取って移植できます。病院内にいる人々の事をよく知り、サポートしているイクジュンの姿は、まさに「大切な命を分け与えている」ドナーと同じ様な行為だと思います。

お笑い担当と思えるようなシーンの数々です。でも彼の視線の先に居るのは、ソンファ先生です。

イクジュンが優秀な医師であるのはわかりますが、体力もあり、子供との時間も大事にするいい男なのに、なんで離婚したのでしょうか?あんな患者にも思いやりがあるのに、院内でも人気者なのに。適切な言葉でアドバイスするのに。ソンファに対する気持ちが燻り続けていたことは確かでしょうが。

シングルファザーの子育ても、微笑ましかった。大きくなりましたね、ウジュは。

ジョンウォンが、小児外科医なのは……….

カトリック信者で、兄弟は神父・修道女という環境の中で成長したこともあるでしょうが、心の根が芯から優しくて子供好きだから、小児外科医になったとしか思えない。母親を大事にするし、病気で苦しむ子供達を助けたかったからでしょうし、長年「足長おじさん」として治療費を工面できない人々を陰ながら援助してきたのは、まさに天使の様な男なんでしょう。あだ名が仏様…..うなずけます。99ズの中でバランサーの役目も果たしています。99ズは、ジュンウォンの手の上で、活躍しているのですね。そしてこんな母親思いの息子なんて、羨ましい。ソッキョンの母との違いは、子供を束縛していない、子供の自主性を大事にして育てからでしょう。ソッキョン母、子供を自分の思うようにしたい母で、その母を見捨てられないから彼はマザコンと言われてしまっている。

ヨヌ母の気持ちをギョウルに伝えるシーン….素晴らしい医師だと。病院でしかヨヌのことも、ヨヌの母だった事を知っている人がいないから….ヨヌのお母さんと呼んでもらいたくてここに来るのだと。

ソッキョンが産婦人科医なのは………

もともと内向的で、引き籠りタイプの上に、家族の問題で頭を悩ませてきた男です。この5人で家族が資産家なのは、ジョンウォンとソッキョン。父は大企業の会長で、その会社を引き継げと言われても抵抗して専門家に任せる様にした。その父の愛人問題で母親が苦しむのを見てきたし、妹の死もあり、でもあの母親だったら…と思いますが。マザコンでバツイチになってしまった。
しかし、産婦人科医として、人間として肝心な時には、適切なアドバイスができる男でした。家族の問題を抱えて人知れず悩み、人の心の問題に敏感に感じて、静かに考えを巡らせている男の様に感じます。そんな男だから、生命の誕生に携わる産婦人科医を選んだなのかと…..


彼は、ある意味一番自分がしたい事を我慢してきた男の様に思う。お金があるのに、解決できない問題が、この家族間のトラブルです。結婚したのも家族のためだったのでは?
バンド活動の再開も彼が提案したわけですし、「自分の好きなことや、やりたい事」ができる自分のための時間を待ち続けてきた男…..というやはりクマの様な男だったのです。

ジュンワンが、心臓外科医なのは…….

心臓外科医って、今までのドラマでも、ダントツに頭が良くてクールで切れる医師というイメージですが、彼もそういう感じです。心臓が停止したら人間の命は終わりになってしまう。肝臓の一部を切り取ってもドナーは生きていけるが、心臓移植は、ドナーの死を意味する。一方は命を得て、一方は命を終える現場に携わる医師だから、一番大変な判断を常にしなければならないのだから強い精神力と心と体力が必要なのはジュンワンなのです。
クールだけれど、一番、心臓の鼓動の様に胸が高鳴る男、情熱家なんだと思う。だから、一度胸の高なった相手に対して、胸キュンになってしまう気持ちを隠しながら生きている男。
でも、生と死をまじかにする職場と、家との往復、そして99ズのバンドと、一番私生活が見えない男でした。心持ちいつも疲れているようでした。(痩せているからか。たくさん食べていましたから大丈夫か。)

ト・ジェハク医師とは、ドタバタコンビでしたね。彼の天神乱漫さが、ジュンワンのオアシスになっていました。口の悪いジュンワンですが、嫌味を言う時は、心配でたまらないからなんですよね。

ジェハク医師の妻のやっと妊娠できたのに、癌になってしまっていた。ソッキョン医師は、生まれるように最善を尽くし、無事に出産を迎えたシーン、そしてシーズン1で騙されてお金も戻ってきて、彼はハッピーエンディングでした。

『最善を尽くします』冷静に患者や、患者の顔家族に対して手術の前に、力強く言うジュンワン、寝たきりの患者の話し相手を、見つけるために自分のSNSを使うジュンワン。そう、周りを気にしていないようで、知らないところで気遣いができる彼は医師としても、人間としても強い人間だな〜

ソンファが脳神経外科医なのは…….

脳神経は、身体の各部位をコントロールする末梢神経のことで、脳と脊髄と神経を手術によって治療をする専門医です。後輩達の面倒見も良く、99ズをまとめているのも彼女です。彼女は中心にいてコントロールしている役割を担うために脳神経外科医というポジションになった様な気がする。ドクターXの様な、医師としてはポテンシャルの高い女性の脳神経外科医として、男にも負けない医師として位置付けの様に感じました。

レジデントへの対応も、思いやりに溢れてますが、先輩医師としては厳しく指導していました。こんな上司を持ちたい。

医師としての仕事が過酷で、頸椎ヘルニアにもなってしまったソンファ。女性として准教授までなるのですから、大変だったのでしょう。でも人の苦しみ辛さをしっかり受け止めて、適切な助言ができるって、懐が深くて芯が強い女性なんですよね。恋愛だけには臆病になっているようですが。

ポン先生が救急医学医なのは……

救急車で到着した患者を、素早く診察して、処置しながら、必要な担当医へに導くのが救急医のお仕事です。インターンに、割りに合わない仕事だと言われてしまいますが、「わかってくれる人には、しっかり伝わっていると」。
99ズと同期で、彼らの事を知っているという情報通の彼でしたが、そうですよね。救急医療に従事す流のに必要なスキルは、スピードと判断能力が必要ですが、高度なコミュニケーション能力も必要です。情報能力のあるポン先生は、その情報を上手く利用して、しっかりコミュニケーションとっています。きっとユルジェ大学病院では、ハブ空港になっているはずです。

病院に来る患者さん、そしてその家族との対応が、神がかりすぎて……

生と死に常に直面する医師達は、最善を尽くしていても、患者にはそう映らないことも多い。いくら話し合いをしても、納得できない家族もいる。結局は、最後は人間として信頼できるかどうかだと思う。医師は、その病気を医学的知識で冷静に判断して治療するわけですが、患者もその家族もそこまでの医療知識、ましてや自分の身体の「今」なんて冷静に判断できない。あとは医師を信ずるだけなのです。だから医師は説明する努力をするのです。この99ズの医師達は、患者に対して真摯に対応し、最善を尽くすのです。説明を疎かにする医師は、医師ではない。

医師にとっては日常的だけれど、患者や家族にとっては、非日常的な現実を、このように淡々と描ききったドラマ、胸が熱くなるのは、患者や、家族の思いと、そこにたたずむ医師の姿でした。

生きている垢が感じない99ズの面々達。

この5人の医師は、40歳と思えないほど純粋で、子供っぽくて、かっこいいところがツボでしたが、40歳のおじさんとは思えない幼稚な日常も垣間見られました。


ジュンワンとイクジュンのお菓子の取り合い、それを気にしないジョンウォン。
仲間の恋は気になるけれど、お節介もするけれど、気になって仕方のない男達。
恋人になったら、やってみたい事が「あ〜ん」と口を開けて食べ物を食べさすこととは………..幼稚すぎる。

同じ方向を見つめる自立したパートナーがいる幸せ感が漂うドラマでもありました。

イクジュンのソンファへのアプローチは、さりげなくて優しさのこもった形

出会った頃から、イクジュンが好きだったソンファ。実はイクジュンもソンファが好きだったのですが、当時はソッキョンもソンファが好きだったこともあり、二人はお互いの気持を知ることも知らないまま、イクジュンは別の人と結婚してしまいます。シーズン1で「友達のままでいたい」というソンファの気持ちを汲んで、見守り隊に徹するイクジュン。

20年間も友達として付き合ってきての恋人同士になるって、わからないでもないけれど、ソンファがやっと前向きにイクジュンを診始めたからでしょうね。それだけ少しは余裕のある医師生活になっているのかも。お互いに医師としても男と女としても自立できたからかな。「今を逃したら…あのロサとジュンス」のようになってしまうかもと…..

二人で助け合って、医師としても、プライベートも充実させるのでしょう。

ジュンワンとイクスンー別れても忘れられない関係

ジュンワンのイクスンへのアプローチは、意外にイケイケに押しまくっていましたが、遠距離恋愛になってからの誤解で、フラれた格好になってしまいました。彼は、一番クールで寂しがり屋、無愛想できつい言葉を吐きますが、本当は仲間思いの男で、一番複雑な性格の男だと思います。イクスンを大事に思うから、彼女の出世のために遠距離恋愛を認め、寂しさに耐えていたのに。ツンデレタイプかも知れないけれど、こういうタイプの男性は好きですね。優しすぎるイクジュン、ジョンウォンタイプより、ジュンワン、ソッキョンタイプが好みですね。

でもイクスンって、過去の恋愛が尾を引いているのか、身体の問題もあるからでしょうが、最後まで、ジュンワンにお任せタイプでした。軍人さんなのに……

ジョンウォンとギョウルー一目惚れの弱み

ギョウルは、生真面目で、一生懸命生きているレジデントですが、意外に恋にはストレートで大胆なタイプでしたね。ジュンウォンは、子供にも患者にも神様のような言葉をかけます(神父だから当たり前ですが)でもギョウルは別格で、行動が伴います。シーズン2では、イチャイチャした場面が多かった。
ギョウルの父親のDV、どうなるかと思いましたが、解決していきそうで安心しました。きっと結婚してアメリカに行くのでしょうね。

ギョウル先生も立派な医師になれるように奮闘中です。恋だけでなく…..

ソッキョンとミナー押せ押せのアプローチ

ミナにとってはソッキョンのそばで仕事ができること、そして彼を想うことこそが「幸せ」なのだ。シーズン2は、あのクリスマスの寂しげなミナのシーンで始まりました。ソッキョンにアプローチすも無視されてしまう。でもそれには負けない女ミナでしたが。

このシーズン2のロマンスは、このお二人がインパクトありました。そしてソッキョン先生がこんな言葉を言うなんて考えても見なかった。「言葉にしなきゃダメ?…好きだよ。だからもう告白しないで….」なんて優しさのこもった愛が溢れた言葉が言えるソッキョン先生だったなんて。この二人の初々しいラブシーンが一番でした。

ストーカーとも思えるミナの行動でしたが、想いは伝わるのですね。色々と迷いはあったソッキョンでしょうが、ミナと新しい道を歩み出しました👏

ソッキョン母との出会いは、偶然にしても笑えました。あの母親には、負けないミナ先生だから、面白いバトルが繰り広げられそうで見てみたかった。

本当にソッキョン先生素敵でした💐 ミナ先生も一途で可愛かった💐

ロサさんとジュンスの「賢い老後生活」

こういう風な関係って「お茶飲み友達」、こういう連れ合いがお互いにいなくなり、子供も独立したら、気の合う人と一緒に生活するのも悪くない。

人は一人では生きられないとは言うけれど、こう言う選択があっても子供は静かに見守ってあげるべきですね。世間体なんて気にすることなない。人生は一度しかないのだから。でもこうなるのって積み重ねた信頼関係があるからなんですよね。でもお互いに必要だと思う気持ちがあるからこうなるのです。

ドラマをサイドで盛り上げてくれた方々

たくさんのカメオ出演のシーンも楽しかった。


レジデント、実習生のシーンは、今まで見た医療系ドラマと同じで、重労働としか思えなかった。大学病院の医師の卵は大変だとつくづく感じました。彼らの成長も見てみたいですね。そう言うのはスピンオフドラマというらしいですねが、できたら嬉しいです。

新たな命が生まれ、今ある命が終わりを迎える病院という場所で、
患者たちとともに生きる5人の医師。
そんな彼らの毎日は、どの瞬間も平凡なようでとびきり特別。

夕日を見ながら、99ズは何を思うのか。
明日は、明日の風が吹く….かな〜個人的な心の言葉です

最後にもう一つの主役…..OST  好きな曲を…….

Ep1 Rain and You Lee Mujin  2006年の映画「ラジオスター」の曲だそうで、今回のOSTは、懐かしいリズムのメロディーばかりでした。

Ep10 It’s my Life   ボン・ジョビの名曲、かっこいい黒レザーを着込んでの演奏する姿を披露

Ep11 Running in the sky HYNN  綺麗な透き通る声が、大好きです。

Ep12 Butterfly  歌詞も素敵ですね。スキージャンプ選手を描いた映画「国家代表」に使用された曲とか。

ドラマの中で、99ズが、選曲して演奏する曲は、韓国では過去に人気があった曲も多いようですが、流れてくるメロディーは、カバーされ続けているだけに、重みとなんとも言えない懐かしさを醸し出します。
2021年の今を描きながらも、サウンドは、ノスタルジックさを感じる。あのソッキョンの家の音楽ルームも、古き良き時代と言う匂いがします。やはり「応答せよ…..」シリーズの時代感を感じました。

Ep12 Mido and FalasolーSomeday  Hospital Playlist 2 OST Part 12 エンディングにかかっていた曲

いつかは私たちまた会うだろう
どこに行くのか誰も分からないけど
いつかは私たちまた会うだろう
別れた姿のままで……………………..

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