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マイ・ディア・ミスター 私のおじさん、心に響くメッセージと感動をありがとう❗️

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マイ・ディア・ミスター 私のおじさん  My Ajusshi 全16話(2018年 tvN) Netflix

こんな素晴らしい作品とは、思ってもいなかった。
心に響くメッセージと感動をありがとう。長い感想になってしまいます🙇‍♀️

韓国で2019年百想芸術大賞、TV部門作品賞・脚本賞を受賞している作品だと知っていました。
2018年7月、スカパーMnetで放送が始まったのですが、1話見て、余りの暗さにひいてしまっていましたから。
それが、どういうわけかもう一度見始めたら、この作品の素晴らしさを堪能させてもらいました。今あるドラマではなくて、ずっと感動を与えるドラマって生き続けるのですね。
Netflixで韓ドラのジャンルにあるドラマ、増えて来ました。どういう基準で選択されているのかはわかりませんが、見逃してしまったドラマや、感動したドラマが登場すると嬉しくなります。

美しいきらびやかであり得ないシンデレラストーリーのドラマを見続けていたせいか、ある意味心が疲れていたのですね。「秘密の森1」を見直し、シーズン2を見終わり、静かな無表情の平凡なイメージのドラマを自然に選択していました。見始めたら、1話が80分以上あるのに、じっと見続けこみ上げる涙が止まらなかった。心が洗われていくような気がしました。

孤独で深い闇の中にいたヒロインが、ドンフンと出会ったことでどんどん変わっていく姿に感動しました。

OSTも素晴らしく感動的で、歌詞も調べてしまいました。
Sondiaさんの”Adult”という曲を聴くと、ジアンの全てを失われてしまったような表情や深い心の闇を垣間見るシーンが蘇ります。

この広い世の中にまるで独りぼっち
誰一人私の心などみようともせず
目を閉じれば 自分に見えてくる自分の涙
疲れ果てる前にちょっとだけ止まった方がいいと
消えそうにもなった真っ暗な私の闇は
自らを捨てれば全て消えるはずだと
笑う人々の合間でまるで異邦人のように

演出キム・ウォンソク 「ミセン」「シグナル」
脚本パク・ヘヨン 「また、オ・ヘヨン」

キム・ウォンソクPDは、「ミセンー未生」という囲碁の用語で、どんな困難でも諦めなければ必ずチャンスが来るというメッセージを込めた青春ドラマを、世に送り出した演出家です。「ミセン」も普通の若者、平凡な若者の人間たちの生きる姿を描き出しましたね。
パク・ヘヨン脚本家、「綺麗なヘヨン」と「普通のヘヨン」の対照的な生き方を描かき、「普通のヘヨン」が、素直に感情を表す言葉の数々に唸らされました。「普通のヘヨン」が愛する男は心を閉じていて一筋縄ではいかない男でしたが、そんな男がヘヨンによって心を開いていく姿が、とても可愛かった。

平凡に生きる人達へのメッセージを、脚本家の骨組みストーリーと、その脚本をもっと効果的に、人々に理解させるのが演出家の仕事ですが、その相乗効果がこのドラマは完璧に近いのでは無いでしょうか。
気になったのは、2人の主人公の年齢差の問題とヤミ金融のイ・グァンイルが、ジアンに加える暴力的な態度の描き方ですね。でも24歳差という設定は、自分の娘にもなる年齢、だから微妙だけどなんか引き込まれるのかもしれません。ほっとけない可哀想な子猫を愛でるような愛と感じました。

重要なキャスト……..

パク・ドンフン🔹イ・ソンギュン サムアンE&C建設会社で構造エンジニアリングとして働く

イ・ジアン🔹IU イ・ジウン サムアンE&C建設会社で契約社員として働く

イ・グァンイル🔹チャン・ギヨン 借金の取り立て屋、幼なじみ

ビョン・ヨスン🔹コ・ドゥシム ドンフンの母親

パク・サンフン🔹パク・ホサン ドンフンの兄、清掃業

パク・ギフン🔹ソン・セビョク ドンフンの弟、映画監督だったが、今は清掃業

カン・ユンヒ🔹イ・ジア ドンフンの妻、弁護士

ボンエ🔹ソン・スク ジアンの祖母、聴覚障害があり、脚が不自由

ソン・ギボム🔹アン・スンギュン ジアンの協力者、友達、PCの扱いが上手い

チュンテ・ジアン🔹イ・ヨンソク  ジアンを助けている清掃員

ト・ジュンヨン🔹キム・ヨンミン サムアンE&C建設会社代表取締役社長
チャン会長🔹シン・グ 創設者&会長

チェ・ユラ🔹ナラ 女優

ギョム・ドク🔹パク・ヘジュン ドンフンの親友、僧侶

ジョンヒ🔹オ・ナラ ドンフンの友人、酒場の主人

 

あらすじ………..

建設会社の部長として働くドンフン(イ・ソンギュン)のもとへ、常務宛の賄賂の5000万ウォンの商品券が誤って届く。うっかり受け取ってしまいドンフンは窮地に立たされるが、派遣社員ジアン(IU/アイユー)の画策で商品券はゴミ箱から発見され、逆に〝5000万ウォンの商品券を捨てた男〞として社内で話題の的になる。商品券を捨てたのは契約社員のジアンだと知ったドンフンはジアンにドンフンが捨てたことにしてほしいと口止めを頼むと、交換条件として1ヶ月間食事をおごってほしいと言われてしまう。実はジアンは、ドンフンの妻ユニ(イ・ジア)と不倫関係にある社長ト・ジュニョン(キム・ヨンミン)からお金をもらうため、ドンフンを陥れようとしていた。そうとは知らないドンフンは、ジアンに関わるうちに彼女が多額の借金を抱えていることや、孤独な人生を歩んできたことを知り、少しずつジアンを助けるようになる。そんなドンフンの優しさに触れるたびに、ジアンの心は少しずつ揺らぎはじめる……

イ・ジアン21歳、愛には見放されたかのような不遇な環境で生きて来た女の子。人を信じることができず、世の中に絶望している。親の借金の返済をしながら、唯一の肉親である障害を持つ祖母を養っています。いくつもの仕事を掛け持ちし、犯罪ギリギリの事にも手を出してその日をどうにか生きている。爪を隠した野良猫のような目をした女の子。

 

イ・ドンフン45歳、サムアンE&C建設会社で部長職にいる男。構造エンジニア。弁護士の妻ユニと息子が一人いる。母親を大事にして、兄弟仲も良い男なのだが、真面目というより不器用で良い意味での愚直な男です。もっと臨機応変に生きていたら妻は浮気なんかしなかったかもしれない。その兄と弟は失業中、母曰く「高学歴のバカ息子たち」で、そんな家族の中で唯一の期待の星であるドンフン。

真面目に懸命に生きているけれど。どこか虚しい日々を過ごしている哀愁を帯びた男です。

 

「兄さんは昔から一番かわいそうだ。欲望と良心の間で苦しみ、いつも良心を選ぶ。哀れだろ。」と弟ギフンに言われてしまっていますが、さすが映画監督だった男、兄の姿を見抜いていますね。
長男は、会社を首にされて、奥さんから家を追い出されて、実家に戻って来ています。でもとっても呑気な男なんです。長男がこんなだから、弟も失敗組だから、ドンフンが、愚直に、道をそらさないで生きるしかない。年老いた母親を哀しまさないためにも。親孝行な息子、日本ではこういう親を悲しませない息子・娘を描くドラマって少ない。

こんなシーンが続くから前半は、暗くて重い。でもその暗さの中の光が、OSTの曲だったり、ジアンの物悲しいけれど、明日を生きる強さの表情だったり、ドンフンの哀愁の漂う表情だったり、それが胸にジーンとくるという演出やセリフの配置はすごい。

どうしてジアンがこのような会社の派遣社員になれたのか?

ジアンが履歴書に「かけっこ」と書いたのがドンフンの目に留まり、不利な条件にも関わらずに採用したのです。「かけっこ」を特技だというような人は「内力が強い人」だと思ったから、とジアンに答えるドンフンですが、建物の外圧と内圧の計算をする構造エンジニアとして人生でも内力の大切さをジアンに話すところが、ドンフンらしくて唸りました。彼は仕事も生き方も考え方も全て統合されているんです。でも心だけがはみ出している男。

でもジアン、あんな、無愛想で周りを敵視するような派遣社員を、温かく見守るなんて、そこが普通のおじさんではない。こんな人いるでしょうか?

盗聴しながら、ドンフンの素顔に触れ、ジアンは彼の優しさ、孤独さ、真正直さに心が動かされていきます。その淡々と流れる時間がとっても愛おしくて素敵なシーンばかりでした。
感情を表に出さず、人生を諦めたおじさんのように見えたドンフン、ジアンと一緒に彼の誠実さ、情にあふれた温かい人だということを知らされていきます。こういう流れってすごい脚本です。視聴者と共に、彼の隠されたかっこよさを知っていくなんて….

でも雪の降る中、 寝ころび、今日は安物の下着だから 死ねないな…と呟くドンフン。なんか哀れだ。ジアンも心配で駆けつけます。彼女の心は、彼の一挙手一動に乱れます。
グッときました
不思議な縁で出会い、社内抗争に巻き込まれて、ドンフンを盗聴し始めたジアン。でも生きるためにヤミ金の返済用の資金が欲しかったのでしょうが、これは犯罪ですよ。

借金取りの男も薄幸な人生を送っている。

借金取り、ヤミ金融の男、グァンイル=チャン・ギヨン、ジアンを執拗に追い詰め、脅し、暴力を振るう男。
そんな男とジアンは、幼なじみだった。

「あいつは、私が好きだった記憶に苦しみ、私はあいつが優しかった記憶に苦しんでいる」というジアンの言葉に打ちのめされます。グァンイルも、自分の感情に戸惑いながらもジアンから離れられない。複雑な心境を抱えています。なぜに彼がそんな暴力や暴言や脅しでジアンを追い詰めるのか?

「どうして可哀想な子を殴る」とグァンイルに迫るドンフン、ドンフンだってなんでこだわるのか。
「あの女が俺の父親を殺したんだよ。」ジアンの過去を知ったドンフンは、彼女の心の深い闇を知ってしまったのだ。そして「俺でも殺す。俺の家族を、目の前で殴る奴は俺でも殺す。」

それを聞いていたジアン。誰にも知られたくない過去、人生を諦めているような彼女の心の奥に抱えていた一番辛い記憶、障害者の祖母に金を返せと執拗に殴りかかるグァンイルの父親を殺めてしまったのでした。正当防衛と認められたけれど、彼女は人を殺めてしまったのです。

そんな過去を、そのまま受け止めて自分も、目の前で俺の家族を殴る奴は殺す….と言い張ったドンフンにジアンは、泣き崩れました。

初めて心の温かさに触れて、自分の過去をそのまま受け止めてくれる人間に出会った、ジアンとドンフンの抱えている生きる辛さを解放させたシーンでした。

ジアンがドンフンに恋する気持ちを抱くのも、当たり前です。唯一の肉親の祖母を負ぶってくれるドンフン、どんな時にもジアンの気持ちを汲み取るような目で見つめられれば….
ドンフンは、ジアンを女性として見なかったかどうかはよくわかりませんが、懸命に頑張って生きる可愛い娘として、ほっておけなかったのでしょう。

グァンイルは、最後はジアンとドンフンを助け、ジュニョンの悪巧みを阻止させました。彼もドンフンとの出会いで、正気に戻ったのかしら。一度でも良いから良いことをしてくれてありがとうと言いたいです。チャン・ギヨンssiはこういう薄幸な孤独な青年の闇の心を表す表情が豊かで、怖くさえなります。でも彼の笑顔もとってもチャーミング💞このドラマでは見られませんが…..

ドンフンの優しさと切なさと洞察力.. ♪百万本のバラのOSTが…コ・ウリムさんの低voiceが心に響きます。

▶︎ドンフンが部下たちとお酒を飲んでいる時に「感情を表に出せない人は過去を物語ってる」と言うドンフン。ジアンの事を考えて言った言葉ではなくて、自分の苦しさを吐露しているような気がしました。

▶︎ドンフン兄たちに 土下座をさせたビルのオーナーに仕返しに行き、謝罪させるドンフン

▶︎祖母に月を見せに、カートを押すジアンを手伝い、祖母をおぶって 部屋まで送り届ける。帰り際に、ジアンに「いい子だな」とドンフン。盗聴されているとも知らずに。

ジアンの祖母を、療養施設へと連れていくドンフン。行きはタクシーで帰りはバスを使うドンフン。どこまで誠実な男なんでしょう。

▶︎ドンフンが清掃員の老人を訪ね、ジアンの生い立ちを聞いて、話してくれた老人に、そしてジアンを見守っていたいてくれた事に「尊敬します」と言って、深々と頭を下げる姿に涙です。

▶︎百万本のバラの歌詞、加藤登紀子さんの歌詞とはだいぶ違いますね。このコ・ウリムさんの声とソンギュンさんの表情にうっとりしました。

遠い昔の日 ある星で
僕がこの世界にうまれる時
愛を与えてくるんだという
小さな声がひとつ聞こえたんだ
愛する時だけ咲く花
百万本咲かせてくるんだという
真実の恋をしている時にだけ
咲く愛の薔薇
憎む 憎む 憎む気持ちを持たず
惜しみなく 惜しみなく愛を捧げてばかりいる時
数百万本の 百万本の 百万本の花は咲き
懐かしくも美しい僕の星の国へと
行くことができるんだ

許せない卑怯な男…….妻が愛した男

ト・ジュニョン、サムアンE&C建設会社代表取締役、ドンフンの上司です。でもこいつ、嫌な男で、社内抗争を利用して、ドンフンを会社から追い出そうとしていたのです。そこにジアンが絡んでくるのです。お金で彼女を操って、ドンフンの情報を得ようとしたのです。ドンフンの妻は、なんでこんな男と浮気したのでしょうか。会社からドンフンを追い出したかったのか、ユニの夫だから追い出したかったのか?両方でしょうね。自分にはない強さを持っている男だから、本心は怖かったのかもしれません。

ドンフンの妻ユニ、どうしてあんな男と浮気というか愛してしまったのでしょうか。

ジュニョンとは大学の同期、ドンフンは先輩という間柄だったようですが、「春からだろう」というセリフにあるように、そんな長い期間浮気していたわけではなかった。子供は留学していて、夫は愚直な毎日を過ごしている。夫は、母と兄弟との絆が深くて自分はその仲間に入れないでいる。そんな心の隙間に入り込んできたジュニョン。ユニという女性は、しっかりしていて賢い女性だったと思う。だからこんなダメな男に惚れてしまうんですよね。「人妻だから安心できる」というジュニョンの言葉が表していますよね。 イ・ジアさんすごくきれいですね〜。大人の女力、半端ない感じ。

ユニが、密会していたホテルで、レッドワインを飲みながらジュニョンと仲良く話し込んでいる姿は、とっても生き生きとしていた。あの表情をドンフンが見たら、どう思うだろうか。彼女はもしかしたら、ジュニョンといる方が、自然だったのかもしれない。そんなことを感じてしまった。

ユニがジュニョンに言った言葉。

「あなたは哀れな人ね。何もない自分を取り繕い、余裕あるふりをしてると、みんな知ってた。」

あなたを好きだった自分が、死ぬほど恥ずかしい….

哀れな男だからこそ、愛していたんですよね。ドンフンとは元の鞘には戻れないでしょう。
妻の体調が悪くても、気遣うドンフン、原因を知りながらも….
そんな時、ジアンは悪魔でした。妻のユニに、ドンフンは全てを知っていると言ってしまうのですから。ドンフンの家庭を守るための姿がもどかしかったのかもしれない。

自責の念に駆られたユニが、ドンフンに謝るシーン。興奮してドアを殴るドンフンの怒りと自分だって人間だと泣くシーンは圧巻でした。

兄のサンフンは、ユニに自分が長男としてこの家族を守れなかった。全てドンフンがその役目をしたために、ユニさんに迷惑をかけたと謝るシーン、情けなく頼りにならない兄のようでしたが、ちゃんと家族のことを考えている姿にまたもや涙でした。反対に、いつも怒鳴っているし、カッとなりやすい弟のギフン、「高学歴のバカ息子」と」母親には言われていますが、なんか憎めない男でした。ギフンとユラの関係は、サイドストーリーとして面白かったですが、こんな女優さんいるのかしら?いるんでしょうね….

エリートだった親友のギョンドクが突然出家してしまいます。出家して達観したように生きていると思いきや、彼もまだまだ煩悩に悩まされていましたね。この世で生きている限り、悩みは尽きないのです。彼を長年待ち続けるジョンヒ、20年も待ち続けているのに、ギョンドクは、何もできませんん。彼女の愛は執着心へと変化しているとは思いますが、切ないです。こういう女性は、周りにいくら彼女のことを想う人が現れても、自分の愛を信じすぎていて、それは彼への愛ではなく、生きる力となっているのかもしれませんが。振り向いてくれるまで待ち続けようとする女心。

ジョンヒの店に集まる「落ちぶれた人々」、もしかしたら底辺で生きているかもしれないのに、友達を心配し、明るく毎日をたくましく生き抜いている姿、その中にドンフンもいます。こんな温かい人々が、ドンフンを通じてジアンへと繋がっていくという流れも、じっくり描かれていて秀一でした。

「なんてことはない」過去のことは、なんて事はないとジアンに伝えるドンフンでしたが、自分にも言い聞かせているようで辛すぎるシーンでした。

ドンフンとの出会いで、人生を諦めずに生きようとするジアンでしたが、社内抗争に巻き込まれ、妻の不倫を知り、生きる地盤を失いかけたドンフン、その彼を救えたのは、ジアンでした。後半は、ドンフンの足音や、声を聞くことでジアンは、力を得ることができた。安心できたのです。

「どんな縁も、すべて不思議で尊い、自分が幸せに生きる事が、恩返しになるのよ」というジアンの祖母の最後の言葉。

自分が幸せになることが、自分を支えてくれた人々に対する感謝になるということでしょうか。

祖母のお葬式でもドンフンの兄は、へそくりを使って、盛大な葬儀をプレゼントした。そんな、周りの人々、ドンフンへの感謝と想いを込めて、自分の人生を歩み始めたジアン。そんなジアンと再びソウルで出会ったドンフン。嬉しそうな表情…….end.

家の近くまで送ってくれて、また明日と言ってくれるドンフンに、そのまま階段を上がろうとしたけど、引き返して、ドンフンの後ろ姿に「ファイティン」と言ったジアン❗

すべての人にファイティン❗と言えるドラマでした。

ダークな画面の色調、街並み、路地、登場人物の閉塞感、セリフのトーン、地下鉄、イヤホン越しに想いを募らせていく女の子、足音、月の光、どれもこれもアンニュイな感じのフランス映画っぽかった。長〜い映画を見てしまったような虚脱感に包まれています。

イ・ソンギュンssi、「コーヒープリンス1号店」でもカッコ良かったし、「パスタ」のパワハラシェフもとっても素敵でした。「パスタ」から10年、コン・ヒョジンさんと今回のIUさんの役柄が被ります。可愛くて、面倒見たくなるそんな気持ちから始まる二人のドラマです。ソンギュンssiは、こういう役柄がすごく似合っていますね。じっと見守るタイプの男ですね。

 

 

 

 

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