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恋愛ワードを入力してください:WWW チャン・ギヨンssiの眼差しが素敵でした。

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恋愛ワードを入力してください:WWW 全16話 (2019年 tvN)

年下ナムジャ、チャン・ギヨン君に魅せられました。

ハードボイルドを彷彿とさせる身体とあのしゃがれた様なセクシーなお声にノックダウンです。
韓ドラを見ていて、こう言う若くても男っぽいセクシーナムジャを拝見できるのでやめられません。
このドラマで初めてでしたので、出会えてよかったドラマになりました。

ストーリーも面白かったし、チャン・ギヨン君が演じるパク・モゴンのセリフが大人の男の知性と可愛らしさを感じさせてくれたので、胸がジーンとなりました。
個人的には今年のヒットになりそうです。

気になる脚本家のクォン・ドウンさんは、デビュー作の様ですが、キム・ウンスク作家の下で学ばれていたとか?
監督は、「ミスターサンシャイン」を共同演出したチョン・ジヒョンさん。そして「ミスターサンシャイン」「トッケビ」を制作したHwa&Damピクチャーズなので、映像も音楽も美しく余韻の残るドラマになりましたね。一つ一つのエピソードの映像が、まるでMVかと思われるくらい丁寧で美しい。そこに登場するチャン・ギヨン君とイム・スジョンさん。

初めから引き込まれました。

イム・スジョンさん、「ごめん愛している」のウンチェです。ムヒョクのソ・ジソブさんとチャン・ギヨン君と被ってしまいそうになりました。
経緯は違うけれど、親に捨てられて、養子になってオーストラリアで生活していた所まで同じだったからかな?
どうして韓ドラは、こんなに親が貧困や諸事情で子供を育てられないから、立派な裕福な家庭の養子になってほしい願望から養護施設に捨てると言う設定が多いのでしょうか。「Kill It」「椿の花咲く頃」もそうですから。1950年代からの韓国の養子縁組制度、つまり韓国は貧困の問題を政府が解決できない結果がこうなってしまったのでしょうか? なのでこの流れがどうもスッキリしないので、「椿の花咲く頃」にしても心が揺れない。「Kill It」のチャン・ギヨン君は、ムヒョクみたいな生き方でしたから、辛かった。彼は笑顔のある役柄の方が絶対いい〜〜

この「WWW」は、現代をリードするポータルサイトで強く生きる女性を描いたドラマでしたし、彼女達の心の隙間を揺さぶる男の一人、チョン・ギヨン君も捻くれずに心の大きな男に育っていたので、見られたのかもしれません。

あらすじ……….

ポータルサイト業界1位の“ユニコーン”でサービス戦略本部長を務めるベ・タミ(イム・スジョン)は、信頼していた上司ソン・ガギョン(チョン・ヘジン)に見放され、理不尽な理由で解雇されてしまう。
その腹いせにライバル社“Baro”への転職を決意したタミは、犬猿の仲であるチャ・ヒョン(イ・ダヒ)と共に“Baro”を業界1位にすべく奮闘する。
そんな中、タミはゲームセンターで偶然出会ったパク・モゴン(チャン・ギヨン)と意気投合し、お酒の勢いで一夜を共にするのだが…..

強く生きる女達

ペ・タミ=イム・スジョン 38歳 ユニコーンからバロチーム長へ転職

「結婚したくない女」元彼役でイ・ドンウクさんがカメオ出演されましたが、彼にも結婚したくない理由で別れた様ですね。どうしても最後まで結婚したくない女、そういう制度に縛られたくない女でいたい理由がよくわかりませんでした。
彼女は、自分の信じた道を、正義感で貫くタイプで仕事をしてきた女性ですから、相当な強面タイプです。
多分、仕事ははっきりと成果や結果を認識させてくれる。その結果、将来の確実性を期待できる。でも恋愛や結婚は足手纏いにしかならないと考えている様な気がする。経済的にも将来性のある未来に向かって手段を選ばずに行きてきた様にも感じます。
そんな彼女が、パク・モゴンとの出会いで、揺れ動いてしまう。年齢差もありますが、いろいろな理由をつけて彼をキープはしておきたいけれど、自分の日常エリアには入れたくはない。そのエリアを超えたら自分がどうなってしまうかわからないから。彼女はバリアを張ってその中で生きてきたのかもしれません。そこに現れたパク・モゴンにどんどん一途に迫れれて逃げ場がなくなってしまう。そんな彼女にモゴンが、「今を行きてみたいとは思わないのか」と迫るシーンは、彼が大人だな〜と。彼女は仕事以外は、弱腰なんですよね。
最後は、今の気持ちを大切に、そしてモゴンを受け入れて生きていこうという感じでハッピーエンドでしたが。。
愛で、全てではないと言いながら、「愛」を大事にしたい、もしかしたら「日常化」させたくない。いつも「愛」に対して真摯でいたいというストイックさも感じます。だから彼女といると普通の男性は疲れてしまうし、面倒くさくなり、逃げ出してしまうのかも。

チャ・ヒョン=イ・ダヒ  37歳 バロソーシャル本部長

「ビューティ・インサイド」でも気は強いが、正義感の強くかっこいい女性を演じられていましたね。ヒョンという女性も、柔道選手出身ということで力強い女性でしたが、心は優しく、人の気持ちを深く感じて行動できるかっこいい女性でした。ペ・タミよりずっと素直で一途な女性です。勝負の世界で生きてきたからか、芯は強い女性だから、肩肘を張らずに自然体でいられるのかな?

ソン・ガギョン=チョン・ヘジン 39歳 ユニコーン理事

「ごめん愛している」でのムヒョクの双子の姉役、「ミスティ」でのゴルファーの奥さんでしたが、強烈な印象が…
ガギョンは、親に政略結婚させられて、財閥に嫁ぎ、その嫁ぎ先では「犬」の様に扱われた女性。いつでも消えれる様に行きたい…と願いながらも心の中は違っていました。無表情で生きぬいてきた彼女が、最後に見せた笑顔が、素敵でした。でも彼女の夫はかわいそうでしたね。

揺さぶるナムジャ

パク・モゴン=チャン・ギヨン 28歳 ゲーム音楽会社ミリルサウンド代表

とっても28歳には見えません!(◎_◎;)
あのセリフの数々、大人ですよね。ペ・タミに言葉で反論できない様にするのは、すごい。
「僕を遊園地」にしないでほしいとか、「僕をペ・タミさんの日常の中に入れてほしい」とか、ズバリと核心をつく言葉の数々と彼の雰囲気がマッチしていて、とってもかっこいいナムジャになっていました。
年下とお姉さまのカップル、「ある春の夜に」「ボーイフレンド」「よくおごってくれる素敵なお姉さん」「愛の温度」「病院船」の年下ナムジャは、お姉さまの未来を考えて行動していましたが、モゴムは、違っていました。家庭環境もあるかな〜
最後まで、お互いを傷つけあったりして駆け引きをしていましたが、といってもそうさせたのはペ・タミがそうさせていただけですが、結局は、お互いの存在が必要だと気がついて元に戻ったという面倒くさい流れでしたが、マイナスな考え方をしない二人だったので、見ていてイライラはしなかった。これからも頑張って楽しませてほしいナムジャさんです。

ソル・ジファン=イ・ジェイク 30歳 俳優

「アルハンブラ宮殿の思い出」のマルコ役でしか記憶にない。実際は、まだ20代前半のはずですが、30歳といってもおかしくないくらい落ち着いている感じがありました。でもマルコの時は20歳くらいに見えたな〜。やっぱり俳優さんですね。

オ・ジヌ=チ・スンヒョン JW制作者代表・ガギョンの夫

「太陽の末裔」「月桂樹洋服店の紳士達」での悪役でしか記憶にない。
本当はガギョンを愛しているのに、最後までスルーされてしまう哀れな夫。財閥に生まれたが、母親が権力を握っているので、常に母親にもスルーされてしまった息子。ある意味かわいそうなナムジャでした。財閥の息子という設定にはちょっと無理な感じがしました。もうちょっと品が欲しかったな〜

このOSTがいいです。soumamaさんの作品です。

とにかく映像と音楽が流れる様で本当に素敵なドラマに仕上がっていました。
明るく生き抜く元気な女性陣と、それに振り回される男たちのドラマでしたが、久しぶりにスカッとしました。
最終章が、なんかどうでもいいドラマが多いですが、このドラマは最後までピッタっときれいに収まりがあって、気持ちよかったです。

ただ、ぺ・タミとチャ・ヒョンの家庭環境ってどうなっていたのかが少しは、感じさせてくれてもよかった様な気がします。
ペ・タミのあの結婚観に対する悲壮さは、それがあるのかなって感じれば、少しは理解できる様な気がしたので。

モゴンの生みの母親がパリで事故で亡くなって、遺書にもなってしまった手紙の件…….
やっぱり引っかかるのです。そんなに愛しているのならば、貧しくてもどん底でも「椿の花咲く頃」のトンベクの様に生きればよかったのに。それを今は立派に成長した息子だから、「愛していた」なんていうことが、親の立場から見れば、親の傲慢に見えて仕方がない。息子は嬉しいでしょうが。母親として、息子がどうなっているか探したのでしょうか?トンベクの母親の様に….
モゴンが立派に成長したのは彼と、彼の養父母のおかげです。実母の愛情ばかりを大げさに扱うのはやっぱりどうもスッキリしません。

でもそんな気持ちも吹っ飛ばせてくれたパク・モゴンの格好良さに強さに、ペ・タミの清々しさに救われました。

ペ・タミがモゴンと呼ぶ時の表情がとってもセクシーでした。何かを思い出す様で、セクシーでした꒰ღ˘◡˘ற꒱❤⃛

年下ナムジャとお姉さまのカップルでイライラしないで見られた初めてのドラマでした。

<最近思うこと………>
韓国内でのドラマの視聴率の良い作品より、このドラマの様に作品として素敵なドラマが好きです。☆5にしたのも作品として好きだったからです。楽しませていただいたし。もちろん好きな俳優さんであるといこともありますが。
色々ある韓国と日本の現状を考えると、韓ドラの感想を書くことが日本人としてどうなのかと考えてしまいますが、素敵なドラマを見ることに問題があるとは思えません。でも、ドラマで活躍されて素敵な作品で多くの日本のファンのいる俳優さん、FCも持たれている俳優さんが、わざわざ日本に来日される時に、胸にあのバッジをつけてこられるとは、悲しいです。日本でお仕事するならば、人間としての配慮が必要でしょう。そういう気持ちがないのか、その俳優さんがまだまだ子供なのか、そうならば日本に来ないでほしい気もします。国を愛する気持ちをどうのこうのいうつもりではありません。韓国人として国を愛している気持ちを尊敬いたします。でも日本に来たならば、来るならば、そこで仕事をするならば、人間としての相手への配慮が必要だと思うのです。あのバッチをつけて、あの帽子をかぶって日本の空港に降りた時、それは喧嘩を売りに来たと同じことです。

……教育の怖さを感じます。自由民主主義国家の教育とは、こんな偏見に満ちたものではないはずです。そんなことを考えるこの頃です。

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