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花様年華   人生で最も美しく幸せな時間

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花様年華  When my Love Blooms 全16話 (2020年  tvN)

1990年代の韓国では、学生運動が行われていた。
その現実にびっくりでした。そんな事を考えながら、このドラマを見終わっての感想です。

若い時代のユン・ジスは、シンクロされていて、40代の彼女は、その過程で強く生き抜き、今でも若い時代の信念を曲げずに生きている。
若い世代のハン・ジェヒョンとは、シンクロ率が低かった。40代の彼は、俗人になっていたから。(なのでユ・ジテさんだったと)

若い頃のユン・ジスは、ハン・ジェヒョンと出会い、青春を生き、その感性のまま強く生きてきた。
反対に、ハン・ジェヒョンは、青春時代の葛藤を忘れようと、卑屈に卑怯に生き抜いてきた男でした。
彼が、青春時代を忘れたかった理由は、ユン・ジスとの予告のない別れだった様な気がするが、ユン・ジスとの予告ない別れで、彼はずっと苦しんでいたのです。だからユン・ジスの事は忘れられなかった。

40代のジェヒョンの暴走ぶりというか、猪突猛進してユン・ジスを追いかける姿を唖然として眺めながらも、その姿が可愛くて…..
男はいくつになっても、欲しいものを追いかける犬の様だと感じてしまいました。
そのジェヒョンの姿に戸惑うユン・ジス。
女は、母親になった女は、現実的に生きるのです。
彼女は、そのジェヒョンの眼差しに戸惑い、昔の自分を思い出す。
でもある時は、今の自分の立場で動かなければならないと反省を繰り返す。

過去の胸のときめきを忘れられずに、一途にユン・ジスを追いかけるジェヒョン。

でも二人とも中学生の息子がいる親です。ジスの家庭は、夫の浮気で崩壊し、ジェヒョンの家庭も妻の浮気で崩壊寸前でした。こんな環境で育っているのに、親が初恋の人に再会してまたもや環境が変化していく。子供は親の背を見て育つと言いますが、このドラマ、子供への愛情をもう少し丁寧に描いて欲しかった。財閥のジェヒョンの息子は、きっと母と気ままに生活していくのでしょう。ジスの息子は、ジェヒョンを受け入れていくのか…..

Jang Hye Jin- The Season Like You When My Love Blooms OST Part. 1 を聞きながら…..とても切ないけれど。

演出:ソン・ジョンヒョン「ロマンスは必然に」
脚本:チョン・ヒヨン

キャスト&あらすじ…………………………..

ハン・ジヒョン▶︎パク・ジニョン ▶︎ユン・ジテ

ユン・ジス▶︎チョン・ソニ ▶︎イ・ボヨン

裕福な家庭に育ち、ピアノを専攻する大学生だったジスですが、弁護士の夫と離婚後は、いろんなアルバイトでなんとか寄宿制中学に通う息子ヨンミンとギリギリの生活しているシングルマザー。

スーパーの不当解雇デモに参加するジスですが、息子のため、裕福な母親たちとの集まりにも参加している。母親たちはジスの離婚を知らず、裕福な弁護士の妻だと思っている。そんなある日、息子の学校から、息子が暴力事件を起こした、との知らせを聞き、息子の学校へと急ぎます。

一方、大学時代は学生運動をやっていたハン・ジェヒョンはヒョンソン財閥家の一人娘と結婚し、義父の株価操作の罪をかぶり4年間の刑務所に入っていたが、ようやく復帰する。刑務所に入る前の約束だったグループの副会長にという話は、義父は簡単に翻した。彼のもとにも息子ジュンソの学校から連絡が入り、学校へ向かいます。

暴力事件はヨンミンが加害者、ジュンソが被害者という事でしたが、日常的にジュンソがずっとヨンミンをいじめていて、耐えなれなくなったヨンミンが反撃してしまった。ヨンミンは母親を心配させないようにその事実を隠していた。

先に学校についたジスは先生に謝り、退学させられない様に懇願する。
そこに到着したジェヒョン、謝る女性の声を聞いて、何も言わずに消えてしまったジスだと気づきます。ヨンミンの退学は回避されるのですが、ジスはジェヒョンのことを思い出していないような素振りで学校を後にしました。

電車できたジスでしたが、最終電車に間に合わず、雪の降る中ホームで途方に暮れてしまっていました。そんな彼女の前にジェヒョンが、彼女の後を追いかけてきたのです。ジェヒョンの長年探し続けてきた、何も言わずに去った恋人、どうして去ってしまったかもわからずに探し続けたジェヒョンの長年の想いがあふれるシーンでした。

二人の過去はとても悲惨でした。ジェヒョンの父もジスの父にも、関係していたのがヒョンソングループの会長、ジェヒョンの義父でした。

ジェヒョンの父は、娘と付き合っていることが面白くないジスの父親の権力で、汚名を着せられて自殺しまう。

ジスの母と妹は、ジスの誕生日ケーキを買いに行ったデパートで火災の事故に遭い、命を落としてしまう。その事故の原因もあっったのか、父親は仕事への意欲がなくなり、検事の職を辞めさせられ痴呆が進んでしまう。

ジスは、火災の日に、ジェヒョンに会いに行ったことで、母と妹が亡くなってしまったと思い、自分が許せなくなり、ジェヒョンの前から姿を消した。父親の痴呆が進み、また父の退職金も貰えず、今いる家にも住めなくなり、引っ越すしかなかった。

 

ジェヒョンが、父の死の真実、ジスが去ってしまった真実を知ってますます、ヒョンソングループの解体への計画を密かに進める。ジェヒョンは、あの超我儘妻を愛そうとして結婚したけれど、あの性格にはついていけなかった。ジスも弁護士だった元夫に惚れられて結婚した様でしたが、夫の浮気癖で離婚してしまった様です。ジェヒョンの妻も浮気していましたよね。それなのに、捨てられた元夫と離婚させそうな妻が結託して、二人を追い込むあの陰湿ないじめのシーンには気分が悪くなりました。とにかく性格が悪すぎる。あのジェヒョンの息子はきっとどうしようもない青年になるのでしょう。

ジスの父親は、死の直前にしばしの正気に戻り、ジェヒョンに謝罪する。ジスもまた父との会話で心が楽になり、夢の中で、母と妹が笑って振り向いてくれたことで、過去のトラウマも克服できたようです。父親が残した日記帳には、ジェヒョンの父の死に自分が関わってきた事への謝罪とその真実が書かれていた。

学生時代のジェヒョンとジスの恋と40代の彼らの大人の感情が、ドラマの中で交差しながら描かれていくストーリー展開でしたが、あまりに若い世代の二人が初々しい香りの恋で、現実の40代の彼らの感情とのギャップがあり過ぎて、戸惑ってしまいました。生きてきた年数を重ね、お互いに中学生の息子までいる。まだまだ、美しい40代のユン・ジスですが、生活の疲れが見えてしまっていたし、ジェヒョンは、太々しい感じに強く生きていたから。

見つけた、ユンジス………………………….このドラマはこの一言だと。

ジェヒョンがジスと再会してからのあのストーカーのように追い回す行動には、ちょっとと思いましたが、未練があるとああなるのでしょうね。学生時代のジスが、ジェヒョンを好きになって追い回していたというような流れでドラマは進行していましたが、最後になって、本当はジェヒョンが最初に彼女を見染めていたということが判明したのです。最後になってなぜこのシーンが…….と思いましたが、ジェヒョンにとって彼女はずっと女神だったからかな。だから執拗に探したし、去った理由を知りたかった。

ジスのジェヒョンへの初恋は、いったん火が消えていた。母や妹の死が、ジェヒョンとの出会いから起きたわけではないのに、やはり彼との交際に後ろめたさがあったのでしょうね。

学生時代を演じられたお二人はとても初々しくて素敵でした。

若い頃のハン・ジェヒョン演ずるパク・ジニョン君は、とても目が綺麗で表情が優しくて、学生運動の闘志とはちょっと思えないところもありました。ユン・ジスを見つめている時は優しかったのかも。

若い頃のユン・ジスを演じたチョン・ソヨンさんは、あの「ボーイフレンド」で、ボコムssiを片思いしている友達でホテルでの同僚でした。とても新鮮で、初々しくて可愛かった。

チュ・ヨヌ▶︎イ・テソンさん、じっとジスに片思いしている男の役でしたが、ジェヒョンの親友でもあったわけですが、彼も男の一途さをふつふつと感じさせてくれました。ジスは、友達としてしか見てくれなかった。

アンドレ・ギャニオンの懐かしい名曲、『巡り合い』がこのドラマの雰囲気を盛り立ててくれましたよね。切なさと懐かしさと…….ピアノを弾く姿もボヨンさん綺麗でした。

このドラマを見ていて、ユ・ジテさんがどうしても「スターの恋人」のシーンを思い出してしまって……

このドラマの企画意図………

「あなたの花様年華はいつですか」

この問いに気軽に答えられる世代はいるだろうか。
20代は常に辛い青春で、
30代は答える時間もなく忙しい
40代になれば生きてきた日々を振り返ることができる….

「不惑の年」どころか「風前の灯火」
思春期以来数十年間、「疾風怒濤」だった。
多くの事を成し遂げた為、変化と誘惑にいつもより激しく対立し、
疲れた体と、生々しい感性の間を激しく葛藤する。
若さを消耗しながら働いてきたのに戻って来るのは、
どこか壊れた体と心、愛する人たちとの予告のない別れだけ。

20代と30代という花の時代にずっと、青春を捧げ息を切らしながら走ったのに….
冷酷で不確実な現実と向き合わなければならない、
最も涙ぐましい世代だ。

それにも関わらず、
まだ心臓は暑く鳴り響き、
数十年経ったが、季節の眩しい変化はいつも胸をときめかせる。
中年というのにはまだ早い。青春というのには遅すぎる世代。
もしかすると彼らは「年配の青春」だ。

このドラマは、
情熱的に愛し、激しく葛藤する現在の主人公達と、
彼らが歩んできた輝く20代の頃の話を通じて、
日々揺れ動く年配の青春を送る者たち、
そして彼らの様に愛し、成長していく幼い青春を送るもの達へ、
「今愛する者は、みんな青春だ」と言う話だ。

誰かを愛する今この瞬間が、
あなた達の花葉年華だと….
疲れて疲れた若者全員に届けるラブレターだ。

 このページからお借りしました      

全て画像は、このページからお借りしました。

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