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九尾の狐とキケンな同居

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九尾の狐とキケンな同居 My Roommate is a Gumiho

チャン・ギヨンssiのドラマは、見るべきということで見続けています。彼の低い声の響きとあの眼差しが好きなんですよね。今回は、人間でない九尾の狐になった彼でした。そういう設定だから、ありえない設定ドラマだしお相手がヘリちゃん、きっとドタバタ系のラブコメかな〜と、今まで躊躇していました。
ビジュアル的にはとても素敵なカップルだったけれど、ヘリちゃんのあの変顔にはびっくりしました。見始めた時は「トッケビ」を連想しましたが、不滅の命の高麗の武臣だった男と幽霊が見える女子高生ですからね。でも原作がコミックからか、その999年生きてきた虚しさ、辛さが、軽く感じてしまいました。ウヨ以外の設定は、まるで学園ものだったからです。ウヨのチャン・ギヨンssiのモノローグだけは切なかったですけれど…….

あの素敵な豪邸、そして本を読む姿…….「トッケビ」の世界

ウヨが目指すのは人間になること…..このドラマはこれがキーポイント!

演出:ナム・ソンウ 『KIll IT』
脚本:ペク・ソヌ/チェ・ボリム 『キム秘書はいったい、なぜ』『おひとりさま〜一人酒男女』
原作:『九尾の狐とキケンな同居』ナ著 Webtoon作品
制作:スタジオドラゴン
放送局:tvN
2021年 全16話

999歳の九尾の狐と99年生まれの女子大生のラブストーリー

九尾の狐というのは、中国に伝わる伝説上の生物で、年を経て妖力を増した狐は尻尾が増えていき、最終的には9本まで増えるといわれた。吉兆をもたらす神獣とされる場合と、人を惑わす妖怪とされる場合がある。韓国のドラマではこの題材にしたドラマで視聴したのは、『僕の彼女は九尾狐』イ・スンギ&シン・ミナ、『九尾狐伝』イ・ドンウクさんでした。

1000歳には1歳足りない999歳の九尾の狐シン・ウヨ(チャン・ギヨン)は、人間になるという目標のために数百年前から今まで生きてきた。
ウヨは変身したり瞬間移動をするなどの能力を持っている。そんなウヨは人間になるために必要な人間の精気を999年間かけて集めてきた。狐玉に人間の精気を集めてきたウヨは、不意の事故で一人の女子大生イ・ダム(イ・ヘリ)に狐玉を奪われてしまった。人間の体では狐玉を長く持っていることができず、ダムが誤って飲み込んでしまった玉が体の中で割れるまでの時間は1年!


このままではダムは死に、九尾の狐ウヨは、人間になれずに寿命を迎えた場合は、化け物になるか、消滅するしかない。
赤い玉を青く染めないとウヨは人間になれない。
2人に残された時間は残りわずかとなっていき、事態の解決まで二人の同居生活が始まる。
玉を取り出すこと、守る為に同居を指定見ると、ウヨの生活、無味無臭だった生活が、色合いが出てきてしまったのです。ウヨは、精気は必要だったが食物を取らなくても生きていけた。

主なキャスト

シン・ウヨ/チャン・ギヨン

999歳、高麗顕宗生まれの人を惑わす男九尾の狐。
ダムからは、長老オルシンと呼ばれる。人間になるべく、身体の中に”玉”を持ち人間の精気を数百年もの間集めているが、過去の辛い経験もあってか、惰性的な絶望感のある生き方をしている男。人付き合いを嫌い、孤独に生きていたせいか、コミュケーションが下手。

イ・ダム/イ・ヘリ

1999年生まれの22歳の歴史を学ぶ大学生。ガサツで物怖じしない、思ったことは口に出す素直な性格。喜怒哀楽が分かりやすい。ダムの母親からは「人生はセルフ」だと言われているが、ダムも自立心は強く、意志の強い女学生。

ヤン・ヘソン/カン・ハンナ

元九尾の女狐、22歳と言っているが、実は747歳。シン・ウヨとは昔からの知り合い。口うるさい女性だが、ウヨを心配している。精気を集めて、人間になった、女狐。

ド・ジェジン/キム・ドワン

ダムと同じ大学に通う男友達。不器用で優しいからなのか、女性関係がうまくいかない。

ケ・ソヌ/ペ・イニョク

23歳、寅年大学生。入学以来20人以上の女性と付き合ったというモテ男。そんな彼が、自分に興味を示さないダムが気になり、初めはちょっとひっかけてみようと思っただけだったのに、本気になってしまった。

感想

このドラマ、12話とかでもよかったと思う。サブストーリーはそれなりに面白かったけれど、だから学園ドラマかと思ってしまった。学園ドラマと九尾の狐伝説のコラボか。

このドラマは、シン・ウヨ、九尾狐が獣であった。だから人間の気持ちがわからない。999年の時間をかけて、人間の社会に紛れながら、ただ人間になる為に、精気を女性から奪いながら生き抜いてきた。自分が消滅しない為に人間になろうしていた。でも、ヒロインのイ・ダムとの出会いで、初めて人間になるには何が必要かを理解した。ダムに愛される人間になる為に、狐から人間になる男を描いたドラマでした。

ウヨのチャン・ギヨンssiのモノローグ………….
千年近く生きてきて多くを見て聞いて触ったが、全て実感がなかった。車窓に写る風景の様に、素早くぼんやりと通り過ぎていく生活の中でダムに出会って初めて、愚かだとわかっていても心を奪われた。

狼が羊を愛したらどうなると思う。あの子を求めれば求めるほど飢えを感じるでしょう。道義を納めていても抗えない。精気に飢えているから。とヘソンは、ウヨを心配する。

九尾の狐が人間を普通に愛することはできない。

愛情と飢えの間で綱渡りすることにな……チャン・ギヨンssiの悩み苦しむ姿が………

意味もなく生きる男、ウヨは、過去の悲しい出来事から、心を閉ざして生きてきた。それは、Ep6のカメオ出演のチョン・ソミンさんのシーンは華やかでした。あの精気を吸い取る赤い玉を彼女から取り出すのが遅れてしまい、彼女を死なせてしまっていたのです。彼女と離れたくなかったのが要因だったようですが。

ウヨは瞬間移動や、その人になり変わったりする道術を使えますが、あの赤い玉を人間から取り出すと、その人間の記憶は全て消し去ってしまうのでした。でもダムには通用しなかった。ダムからあの赤い玉を取り出しても、彼女はウヨの記憶が消えていなかった。

学園ドラマの部分は語りません。
ウヨは、千年を目の前にして、消滅したくなかった。生き残りたかった。その為に赤い玉が青く変化していくことには、精気が必要だと思っていた。しかし玉が青くなるのは、精気ではなく、青く染めるには人間性が必要なことが、山神によって明らかにされます。

山神、コ・ギョンピョさんもカメオ出演だったようですが、最初は、ウヨをダムを抹殺してしまう男のように見えましたが、違いました。彼はウヨを「人間にする為に」色々な試練を与えていたのです。狐はやはり獣だから、人間になる為には克服しなけらばいけない壁があり、それを乗り越える為の試練を与えていたのです。

でもそこに立ちはだかったのがダムでした。ダムの前向きで、正直にウヨに向き合う姿に、ウヨを人間にする為に努力する姿に、山神は、その青い玉を完結するには「人間性が必要だ」とダムに伝えるのです。

九尾狐の運命は、自身では選べない。山神が決めるようです。

人間は、自分で自分の運命を選べる。ダムの生きる姿…….

千年、つまり尾が9本を超える前に忍耐を知り、愛を知り、犠牲を知り、生きる理由を見つけたら、お前のことを待つ人がいるなら、獣から人間になれるだろう….山神
オルシン(長老)を人間にできるかは私にかかっていると….だから私が一緒に暮らして教えていくとダム。

また圧倒的年齢差に長老と呼ばれ、爺扱いされるウヨも微笑ましかった。そしてダムと同居してからは、彼女に押し切られてオドオドするウヨも可愛かった。こういう感じも「トッケビ」と同じでしたが。

人間の気持ちがわからない…人間のようには考えられない……というセリフが結構ありましたが、人間として999年生きてきてわからないというより、現代の女の子の気持ちがわからないということでしょう。心を閉ざして生きてきた年数が長すぎたということでしょう。

※人間の精気をむさぼることが、本来九尾狐の習性であるはずなのに、ウヨを人間したのは、ウヨが自ら、山神の言った「人間性」に気づき、成就できたということなんでしょうが、なんかストンとしませんでした。ダムは、その事を気づかせ、サポートしたということなんでしょうか。狐玉も、どちらかというと神霊的な扱いだったような気がするので、あまり深くは突っ込みません。

二人のラブラブなシーン…….


悪鬼になりたくないウヨが、ダムに出会い、人間らしく生きるには「人間性が必要」なことを知るという展開だけならば、もっとドラマチックになったかもしれない。でも学園ドラマのシーンが軽快すぎてギャップがありすぎでした。


エンディングは、ハッピーエンドでしたが、あまりにもウヨの呑気な笑顔が、印象的すぎて。
力強く前向きに運命を切り開くダリと999年生きてきた疲弊した男が、出会い、恋に落ち、そしてその男は彼女のパワーで未来が開けた。そんな彼女に山神も、700年狐だったヘソンも脱帽してしまった。

「赤い狐玉」で出会った二人が、「赤い糸」で結ばれる関係になりました。

イ・ダム役のイ・ヘリさん、生き生きとしたストレートな雰囲気が輝いたドラマでした。


チャン・ギヨンssi、素敵だったけれど、なにか物足りなかった。人間でなかったからか………



ビジュアルなお二人を………………………………….







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