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結婚作詞離婚作曲シーズン1・2への呆気に取られた感想

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結婚作詞離婚作曲シーズン1・2の感想は、呆気に取られたという感想です。

意味不明なタイトルの上に、登場する男は、肩書きやお金は持っているのかもしれないけれどダメンズで、ドロドロ展開の不倫展開というより、こうなるとちょっとやりすぎなブラックコメディドラマと思ってしまった。「毒」のある男や女という設定ではないから、ある意味視聴していて肩が凝らない不倫or浮気ドラマ。一人深く悩み号泣する女性はいましたが、そのシーンもなんか大袈裟でしたが、今までの懸命に生きてきた時間が、なんだったのかという涙かもとおもました。夫の不倫によって、人生が変化してしまった30代、40代、50代の妻の変貌とそれを取り巻く家族のドラマでした。
15話、16話は、なんか緊迫感がなくてどうでも良い感じでしたが、それが最後のあの3カップルと孫に帰依した院長のシーンで呆気にとられてしまった。ラストに期待する気持ちはなかったですが、相手は、もっと他にもいるでしょう……と思いました。狭い世界の男女間のドラマに見えてガックリしました。

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最終話があまりの理解不能なシーンでの幕引きで……….
幽霊院長、孫になんか帰依するな。
あのパク・へリュン教授は、ガビンに振られた。
ピヨンは、元妻として、未練たらたら元夫ユシンを手玉に取る作戦に変更。
ドンミとア・ミの闘争は、勝手にやっていろ。ユシンは、ますます元妻のありがたさを痛感する。
あの部長も、腹違いの弟も、必要ない。
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伏線張り巡らしすぎ!
馬から落ちたア・ミ父漢方医はどうなったの?
ドンミが、クレジットカード明細…..て、ピヨンに渡したあのブレスレットがバレる?
サヒョンとソン・ウィエンの赤ちゃんは無事に生まれたのか?
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因果応報か。
男の性、女の性を面白く提供してくれてたドラマでしたが、どこへ向かうのか?
男と女のラストは、ないとは思っていたけれど、ここまで意味不明だと笑えます。
この3カップル、ピヨンとあの弟はないだろう。
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男はいつまでたっても男の子で、幾つになっても問題を起こす。このドラマに登場した男達へ

誰にでも優しい男というのは、実は一番優しくない男だったシン・ユシン

相関図・キャスト紹介はこちら

「プ・ヘリョンの愛の思い出と音楽」というラジオ局の番組で仕事をしている3人の女性は、気が合う仲間の様です。仕事終わりにはカフェで、夫や家族の話をしています。(女同士のこういうカフェでの何気ない会話って、どう思いますか? 個人的には一番苦痛な時間だったと思うのです。なんか序列ができるから……)

メインの3人の女性…..

ヘリョンは、気の強いDJですが、芸能人で、弁護士の夫を持っているというプライドと自分が一番大切な女性。
ピヨンは、ラジオ局のメインPD、夫は、病院院長、夫から常に素晴らしい妻と言われているが、彼女自身も妻としても母としても完璧にこなし、仕事も完璧だというプライドのある女性。
シウンは、ラジオ局のメイン作家、夫は大学教授、夫、子供の為にと仕事をこなしてきた。優秀な作家なのに、自分を大切にすることを忘れてしまっていた女性。

彼女たちを襲った夫の浮気・不倫相手…..

ナム・ガインは、シウンの夫を奪ったミュージカル俳優
ア・ミは、ピヨンの夫をあざとらしい若さと可愛さで迷わせたモデル
ソン・ウィエンは、ヘリョンの夫を開放した中国語翻訳家

彼女たちの夫…….

パク・ヘリュンは、大学教授、フットした瞬間に悪魔に導かれた様にガインに心を奪われてしまった男
シン・ユシンは、精神科医師、病院長、完璧な妻に満足しながらも、ア・ミの若さに溺れてしまった男
パン・サヒョンは、弁護士、ソン・ウィエンの側が、落ち着ける場所だった男

50代夫婦 パク・ヘリュン/イ・シウン

自分にはお金をかけずに、夫を支え、家事もこなし、子供もしっかり育てている妻に、三行半を突きつけた夫。その理由は、女神降臨の様に女優ガビンに魂を吸い取られてしまった感がありますが、そういう心の隙間があったのです。娘ヒャンギの言う様に、そう言う妻に感謝するのではなく、突き落としてしまった夫の罪は、すごーく重い。それを自覚していない様な男なので、ムカつきます。自分だって頑張ってきたのだと言う自己中の塊です。

妻シウン、放送作家として、世の中をじっくり見て、男女の事も見据えていたのに、自分のことは棚にあげていました。夫を教授にしてと言う世間体を考えていたのでしょうか。きっと家族に反対されての結婚だったから、世間から認められる家族としての位置を築くことに懸命だった様です。娘や息子が、きちんと育っているのが彼女の勲章ですね。それにしてもこんな身勝手な夫は、天罰が降って欲しい。

思慮深く、忍耐強い女性シウン、ある意味、サヒョンの母と似ているのに、どうして夫が去ってしまったのか。

40代夫婦 シン・ユシン/サ・ピヨン

このユシンという男、鳥肌の立つ様な言葉ばかりで、妻を誉めまくります。精神科医としても一人の男としても八方美人で、隙がない男の様に見えましたが、この3人の中で一番寂しがり屋の男の様に見えました。自分の側にいる人間、側によってくる人間を離したくないから、優しく振る舞っている。もちろん妻ピヨンには愛もあったのでしょうが、ア・ミの若さには男としての性欲が湧いたのでしょうね。継母ドンミの本心は見抜いていたのでは….だからあんな行動をして彼女の気持ちを引きつけていたのだと感じました。

Ep12はこの夫婦の会話ではなく、ユシンの言い訳劇場。二人向かい合っての口論シーンが、なんと一時間以上も続きました。

  1. 土下座して許しをこう
  2. 40代半ばな、未熟な夫を許してくれ
  3. 君が必要作戦
  4. 人間は間違いを犯すから許してくれ
  5. 全財産を君に渡す
  6. 娘が離婚したら可哀想だ
  7. 孔子やエリザベス女王を引き合いに出す
  8. 格言を引用して納得させようとする
  9. 実母は離婚して幸せだったか
  10. 気分転換したかった

妻も愛人も好きだなんて低俗だ….ピヨン  

妻ピヨン、倫理観の強い女性で、家庭も夫婦生活も仕事も完璧な様にする事でプライドを満足させていた様に感じました。”不倫”を善悪ではなく、倫理観で判断したから、あんなに離婚を迫ったのでしょう。でも、あすこまで離婚、二文字で、彼の浮気、不倫を判断されるのも可哀想になりました。ピヨンには、妻としての落ち度は0%だと判断しているからでしょうが、そんな完璧な人間はいない。それに完璧な母として、娘ジウから父親を奪う権利もない気がしますが、親の問題で子供の受ける犠牲は計り知れませんから。ピヨンだって、父親がいない寂しさから母を遠ざけていたのですから。

でも、ピヨンは、ユシンの側にいるから素敵な女性に見えたのですが。セレブな奥様が似合っているように12話以降感じてしまった。

30代夫婦 パン・サヒョン/プ・ヘリョン

サヒョンは、しっかりとした母親と調子の良い父親に育てられたお坊ちゃまでした。成績は良かったから弁護士にはなれたようですが、人間的には賢く育っていなかったようですね。ヘリョンには、ドラムをたたく姿に一目惚れ、ソン・ウィリンには、ジムでのワークアウトの姿に一目惚れして、子供まで授かってしまった。ヘリョンとの結婚だって両親の世話になり、そして離婚も世話になり、尚且つソン・ウィエンの世話までも頼むという情けなさ…..
でも、この両親もお金があり、暇だから、息子の世話を焼きまくる。ますます息子は甘えてしまう。この男の子供はどのように育つのでしょうか……

ヘリョンは、逞しさに溢れた女性です。転んでもタダでは起きないタイプ。それも根性があるのではなくただの欲深い女でした。「お金のある男しか」相手にしない。男のそばに寄り添うのではなく、男をそばに置くタイプ。だから、気の弱い男しか寄ってこないはずなので、部長に気があっても、向こうは女としては相手にしないはずです。そのそばで甘い汁を吸いたい男しか寄ってこない。ピヨンもシウンも、こんなヒステリーで、男に暴力を振るう女だと知っているのでしょうか。

ヘリョンというこんな小賢しい女が、どうなるのかがラストの楽しみだったのですが、お預けを食わされてしまいました。

3人の男を惑わした孤独な女たちの結末は
ナム・ガインとパク・ヘリュン

ガインの両親が交通事故でスペインで急死して、彼女は、自分が招いた結果だったと精神が錯乱し、シウンの元へ詫びに行く。教授とは別れたと。自分から教授を誘惑した結果が、シウン家族を泣かせ、そして自分の両親までも亡くしてしまった事に気がついたのです。失恋の寂しさから教授の優しさに甘えた結果がです。本当に馬鹿な教授、男でした。娘ヒャクギから、「お母さんは宝くじだったの」と言われたことを深く感じたのでしょうか教授は。

ア・ミとシン・ユシン

ア・ミとユシンは、不倫したカップルという感じがしない。若さに負けたユシンが、これからをピヨンとどうするかと考えている側で、継母のドンミのバチバチ闘争を勝手にやらせているという投げやりなユシンの姿しか見えてこなかった。ア・ミは、子供です。ユシンはわかっていたのでしょうが、彼が、今度は孤独になってしまったようです。妻に見捨てられた惨めな元夫でした。

それにしてもドンミさん、ウイスキーかブランデーのボトルを振り回してア・ミを撃退するなんて、もう凄すぎる……

ソン・ウィエンとパン・サヒョン

ソン・ウィエンは、子供無事に出産したいがために、サヒョンやサヒョンの両親に優しいのかもしれないけれど、なんか気味が悪い感じもした。サヒョンは、甘ったれのボンボンだから、全然そのような事には気がついていない。元妻がいたマンションで生活するなんて、なんか理解できない。いくら家具類を新しくしたとしても…..

でもサヒョンは、姿に心を奪われてしまう男、妻はドラムを叩く姿に…..ソン・ウィエンは、ジムでのトレーニング姿に…

ドンミと幽霊院長

ユシンの父親、元病院長は、妻ドンミに計画的な病死作戦で、心臓発作でそれも救急車も呼んでもらえずに世を去りました。いくら40年間、尽くしたからと言っても、それもユシンを世話したいためだけなのに、殺そうとするドンミも怖い女です。
ユシンへの想いの妄想シーンは、見ていて馬鹿馬鹿しくなりました。


「老いらくの恋」も「若気の至り」での恋も、人間の業でしょうから……….
でも、歳を重ねたからこそ、こんな妄想に身を焼くなんて、寂しいです。ドンミだって院長夫人になって、欲しい物たくさん手に入れたでしょう。でも唯一手に入れられないユシンだから、こうなるのでしょう。つまりは、あのヘリョンと同じレベル女なんですね。自分をわきまえずに、欲しいものを手に入れようとする分別も、思考もできない人間で、異常な欲望の強い輩なんですね。

あの死んだ院長は、魂が下界に残っているから、幽霊になって出てくるのでしょうか?それも助平丸出しで……
生きている時は、出来なかった若い女子を追いかけ回したいのかしら、それも裸で…….理解不能なシーンでした。

そしてまさか孫のジアに帰依してドンミの前に……..意味不明…..???

サヒョンの両親

サヒョンの母は、賢い女性でした。でも息子には甘かったとは思いますが、資産があるのだから上手く運用すればいいいのでしょうけれども……….
旦那が、あのドンミに未だに気のある姿を見るにつけ、妻には身勝手な要求ばかりしてくる事に腹を立てて、家出をします。結婚して40年も経てば、旦那はこういうのが普通だとは思いますが、やはりお灸は据えておかないと。
一人残された(お手伝さんはいても)夫は、寂しさを募らせます。ソン・ウィエンの助けもあって妻とは仲直りしました。
犬のドンミにお経を聴かせるシーンがあるのですが、大笑いしてしまいました。このお二人のシーンが憩いの場でした。
でも人の良いご夫婦につけ込んだあの嫁は、やはり悪魔だ👿
財産と清潭洞のマンションだけで十分すぎるのに、社会的に抹殺しようだなんて、もうもう頭に来てしまう。お金もマンションもくれないのならわかるけれど、この元嫁に天罰が降らなければこのドラマ酷すぎる。

このシーズン2の結末の感想…..

教授が、「30年間一緒にいたから…..」という気持ちもよくわかる。この世界、男と女しかいないのだから、いつどこで出会いがあるかわからない。きっと、人を陥れた人間は、男女関係なく、きっと成敗されるか、わからないまま苦しめられるようにならないと、秩序が保てないと思うんだけれど。
この3パターンのカップルって、サヒョンとア・ミは、子供のままのバカ大人のカップルだし、部長と、ソン・ウェインは、大人の仮面を被った退廃的なカップルだと思うし、ピヨンと部長の弟カップルは、年上女房のカップルにしか見えない。

まあ、来年の夏頃にシーズン3ある様だけれど、どんどん”人の気持ちを弄ぶ”韓ドラになるのでしょう。ラストなんてないドラマな様な気がする。あまりにわからぬままのシーズン1を視聴して、シーズン2になだれ込みましたが、楽しませてもらいありがとうございました。

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