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都会の男女の恋愛法

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都会の男女の恋愛法   Lovestruck in the City  全16話 Netflix

襄陽郡にあるサーファービーチで、 2019年9月、恋に落ちてしまった男女、チ・チャンウク&キム・ジウォンカップル。花火のように燃え上がりはかなく消えてしまったような恋。ワンナイトカップルから始まった恋は、2ヶ月後、二人を引き裂いてしまった。男は未練たらたら、その女を求めて探す。女は、現実を受け入れ普通の生活に戻る。

 

 

このカップルの恋話を軸に、学生時代から彼女一筋に見守り続け、やっとカップルになれたキム・ミンソク&ソ・ジュヨンカップル。

 

結婚しない主義の男と思いのまま恋愛する女、リュ・ギョンス&ハン・ジウンカップルの恋愛感を、インタビュー形式で追っていくというドラマ。

いかにもネット社会を反映するようなドラマですね。YouTubeで、ユーチューバーが話すと次から次へとコメントが寄せられて、その番組にあたかも自分が参加しているようで、楽しくなるのと同じ感覚なのでしょうか。

『都会の男女の恋愛法』というドキュメンタリーを制作することになった監督は、都会に住むシングルの男女50人にインタビューを始め、追跡する。
映像は、とても素敵だった『ボーイフレンド』のような、ノスタルジックな雰囲気を感じられる場所が選ばれていたし、鮮やかな配色なのに、そこにスモーキーな雰囲気のレイヤーを噛ませるような映像美が、なんとも言えず良かった。

映像美とチ・チャンウクとキム・ジウォンの美男美女カップルのラブシーンを堪能するドラマでした。

この脚本家の作品、好きで、『ドキドキ再婚ロマンス〜」も微笑ましくて、中年の子持ちの男女の恋愛でしたが、なぜかワクワクしながら見ていたことを思い出しました。ロマンスシリーズの脚本家ですから、とっても男女の恋愛感情、「エッチなセリフ」もリアルでした。このドラマもその路線は同じでしたね。

“加害者と被害者が瞬時に変わるのが恋愛だ” ”美しい恋愛よりも美しい別れがはるか​​に難しい” “嫉妬は世界で最も率直な告白である” “愛するという感情に充分はない “こんなセリフもあったな〜。

深く考えずに美しい男女二人の恋愛を眺めていけばいいドラマでした。

演出 : パク・シヌ 『サイコだけど大丈夫』『嫉妬の化身』『ボーイフレンド』『エンジェルアイズ』
脚本 : チョン・ヒョンジョン 『ロマンスは別冊付録』『恋愛の発見』『ロマンスが必要シリーズ 1~3』『ドキドキ再婚ロマンス〜子供が5人』

キャスト……………………….

チ・チャウンウク / パク・ジェウォン ロマンチストな建築家 父親の設計事務所でチーム長として働く 32歳
キム・ジウォン / イ・ウノ  フリーランスのマーケッター 29歳
キム・ミンソク / チェ・ギョンジュン ジェウォンのいとこで建築家  29歳
ソ・ジュヨン / ソ・リニ フリーター ギョンジュンの彼女 29歳
リュ・ギョンス / カン・ゴン 小説家 ウノの元カレ 29歳
ハン・ジウン / オ・ソニョン 高校の体育の教師 ゴンの元カノ 32歳

カメオ出演……………………

イ・サンユン / コ・ギョング役(1~4話) サーファー役、なんか似ている人がと思っていたら、彼だった。

イ・サンウ / サーフボード屋のビン役、いい人っていうオーラが溢れていますね。

パク・ジンジュ / 麺店のララ役

チェ・ミンホ /太平路交番の警官 オ・ドンシク役

ジェウォン&イ・ウノ(ソン・ユリ)カップル

ウノという女性

話があう人。 恋が私を変えた。 忘れられない人が…。 1年前のことよ。
私が悪かった。 私のせい。 あの人は私が必要としてる時に現れた。 あの人がいたから今の私がある。 彼は、人生の贈り物だった…。
臆病なウノを捨ててユン・ソナになると決めたでしょ。 心が赴くままに、やりたいことは全部やると決めたでしょ。 と襄陽まで来た理由を思い出し、ジェウォンの元へ駆け出したウノ。
ソウルに戻ってきてからも、冷蔵庫の入れてあるフィルムを見てはジェウォンを日常的に思い出していたウノ。

「ワンナイトで終わらせるべきだと思ったから…。 」

ジェウォンとの待ち合わせ場所の公衆電話から「もう会わないようにしましょう。 カメラは私の手元に置くわね。 実は盗んだの。 最初から盗むつもりだった。 ごめん。 」と悪女を演じて別れた女。

彼の前ではキラキラ輝くユン・ソナのままでいたかった…。

ウノは、平凡な自分を脱ぎ捨てるために、面接で踊っていた自由奔放なユン・ソナという女性になって、しばしの時間を生きてみたかった。そこで偶然に出会ったジェウォンと恋に落ちてしまった。

でもでも、自分探しの旅に出て、自分がわかるのでしょうか?

ジェウォンという男

面白い人。 僕が主導権を握る。 一度だけ振り回されたことがある。 恋愛などくだらない。 …ある人が忘れられない。
あんな別れ方をすれば誰だって捜す。 急に黙って消えたから納得できない。ふられるような覚えはない。 けじめが必要だ。 お酒を飲んで記憶が飛び、ユン・ソナを見てしまうジェウォンは、自分が本当にクレイジーではないかと疑いメンタルヘルスクリニックへ…。恋は理性を失うもの
瞳を見れば分かる。 僕と合う人かどうか。 目が語ってくれるもの。 彼女の息遣いも匂いも全て好きだった。ただ好きだった。 本当に一度起きたことだ。再び同じ瞬間がきたら、やっぱり恋に落ちるだろう。

襄陽でのソナとの日々を振り返り苦しむジェウォン。 僕が愛したのは誰だろうか、明るく美しかった彼女は誰だったのか。

「彼女が最初から騙す気だったとは思いたくない。 僕たちは心から愛し合ってたと、だからカメラをあげたと、海辺で別れたと、覚えておく。 」と記憶を書き換えることを決意。

「これがイ・ウノか。ユン・ソナとは違う。 ソナなら僕に正直に気持ちを話してくれた。 直接別れを告げたはず。 臆病な君とは違う。 あの時の君は偽もので全て嘘だった ! 」と冷たい言葉を放って去った。

このジェウォンって、リゾートにサーフィンしに来て、ワンナイトかもと思える強烈な出会いをして、恋に落ち、それをずっと引きずって生きている男で、そのストレスでメンタルまでやられてしまった男なんですが、見た目はカッコよく生きていけれど、心の中ズタズタなんです。まあ、ウノが今まで恋した人より良かったということなんですよね。その感情に執着し続けた結果は、終わり良しになったという、とても可哀想な男のお話なんです。

が….チ・チャンウクがこのジェウォンを演じたからどうにか視聴できた。こんな女々しい男なんて………..。彼のビジュアルの完成度が、半端なく表現されたドラマでしたから。除隊後の2本のドラマ、どちらも視聴意欲わきませんでした。彼は、あのお身体のセクシーさを静かに堪能できるドラマでなくてはいけないのです。

初めてのキスシーン、セクシーさ満載!!

ワンナイトシーンもなかなかグッドでした❤️

そして二人だけの結婚式シーン….     でも前半は、このドラマどう終わるのかなんて思いながら、こんな甘いシーン旅先でいいの〜とかんじながら….

このドラマ、ウノがなぜ、ソン・ユリになりたかった原因がわかった10話以降からが、面白かった。

  • ウノの元カレが、ウノとの新居での浮気現場を見てしまった。
  • 入社がキャンセルされた理由が、平凡すぎた面接での態度で、ユン・ソナが選ばれて余計にショックを受けた。

ジェウォンは、医師に言われた言葉の通りに行動した様な感じ。ウノの悩みを解決するために、自分探しの旅の結果を受け入れる気になってからは、優しくなった。ウノがジェウォンを忘れずにいるということが分かって、それはハッピーですからね。

出会い方より別れ方の方が重要。 健全な別れ方が別の健全な関係を招き、新たな恋愛に繋がる。 健全な別れ方とは…………

  1. 別れの理由を伝える。
  2. 会って穏やかに別れを切り出す。
  3. あとは相手に任せる。

カン・ゴン&オ・ソニョンカップル

一見クールに見える二人ですが、出会いも酔った勢いでホテルへ直行、別れも通行人のいる道で、ソニョンかた送られた衣服を脱がされてしまったゴンとすごく感情の赴くままのカップルのようです。

「情熱的。熱しやすく冷めやすい。 別れたらすぐ忘れる。 」と淡々と答えるソニョン
「フェロモンで分かる。 私に合う匂いがあるの。 でも男なんてみんな同じよ。 」
ゴン「体も合わないと…。 大勢の女と恋愛を。 皆好きだった。 」

この二人、結局よくわからないままにドラマが終わってしまった。

ギョンジュン&リニカップル

「駆け引きはしないし、女には優しい。 」とマッチョ?な感じのギョンジュン。学生時代からリニ一筋で、カップルになれて、一番順調だと思われたカップルなのに、最後は別れてしまったのかな?駆け引きはしないけれど、リニが、バイト生活で生計を立てていることを家族に話せずに、大学院を受験するために頑張っている様なことを言ってごまかしていた。リニはこの嘘を許せなかったけれど、元々リニは結婚願望はなく生きたい様に生きるという人生を選びたい女性だったのを、ギョンジュンが結局は理解していなかったということですよね。つまり、生きている世界が違うのに、それに目をつぶっていたギョンジュンだったのです。好きだからでは結婚できないのです。

このドラマの斬新さは……..

  • PPL=間接広告をあからさまに紹介する手法には、笑えてしまいました。
  • 17話は、SHINeeのミノ氏を除隊してのお祝い出演回でした。こういう手法もあるのですね。斬新なドラマという点では面白かった。
  • 気軽にみられるドラマで、チ・チャンウクを愛でる、男らしさとセクシーさを堪能するドラマでした。

 

 

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