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Start Up 夢の扉 終わってしまった。ジピョンとはお別れです!

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スタートアップ 夢の扉 Start Up  全16話 (2020年 tvN)Netflix

“Start Up メンターのお仕事”  ジピョンという男 という題名がぴったりのドラマ!!というのが視聴後の感想です。

終わりました。主人公2人に気持ちが動かなかったドラマでした。ビジュアル要員としては、ご立派でしたが。

最終回の株主総会へ行くシーン、手を繋いでいくか? あんな恐ろしい株主総会へ❓ 遠足じゃあるまいし🤷‍♀️さすがジピョンは時間を気にする仕草を…..こんな企業に投資できないわ😤😤

脚本家、監督さん、このドラマスタートアップ起業の若者を描いたんですよね😫😫

このドラマ、韓国のシリコンバレー、サンドボックスを舞台に、成功を夢見てスタートアップ企業に飛び込んだ若者の愛と成長を描いたドラマなんですよね。でも個人的には、韓国のシリコンバレー、サンドボックスを舞台に、メンター主導型アクセラレーターに導かれた若者達のStartupを描き、そこには愛もあった…..というドラマだったと思っています。

 

キム・ソノssi演ずるハン・ジピョンは素晴らしいメンターでした。メンターサポーターとして、指導、支援、教育、共有、共感、理解を、あのサムサンテックのメンバーにサポートしました。その姿に感動した視聴者の方々が多かったのだと感じました。リアリスティックで、残酷な一面もありましたが、それはメンターとしての仕事ですから。個人としては、とっても温かで、人への感謝の気持ちも忘れずに最後まで、若者達へ勇気を与え続けました。メンターとして思いと、個人的な感情の間で揺れ動きながらも、最後は、メンターとして立場を貫いたジピョンは本当にかっこよかった🙌

メンターとしての共に成長する学び合う姿も描かれて、もうこんなメンターいたら起業したくなります。そういう意味では、こんなメンターを登場させてくれた脚本家に感謝しますが、ドラマの方向性が😤😤

ジピョンは、スペックのある優秀なメンターとしての立ち位置だけだったらよかった。それにダルミは、15年前の文通の相手がジピョンと分かった時、彼に対しての態度があまりに酷すぎる。自分が探したかった相手でしょう。ジピョンが穏やかで大人だったし、彼は全然悪くなく、裏で動いたお婆ちゃんを庇っただけなのに。

主役の2人には最後まで、理解できない部分が多くて……..特にダルミ..ドラマ終わったしストレートに感想を書いてしまいます。あしからず。

前の感想でも書きましたが、スタートアップに参加するのは、イノベーションのある率先力のあるアイデアがある起業です。ドサンは、スペック的には素晴らしい才能を持っているでしょうが、あのダルミは、どうしてもそれだけのスペックのある能力がある女性には見えなかった。アイデアマンとアルバイトで培った実践力はあるようですが、あのハイテク起業のメンバーになれる要素、ユニコーン企業に成長させるパワーがある起業家という設定はどうしても無理だと思ってしまう。「梨泰院クラス」のような飲食業界ならありえるかもしれませんが….

ドサンがいなくなったら、姉インジェを頼り、そしてまたもや寄生虫のように居座る。確かにそこで、起業家としてのノウハウを姉から学んだとは思いますが、彼女は、誰かに頼って成長していることへの感謝の気持ちを表していない。姉は、母親の再婚で、財閥の娘になったけれど、そこで生き抜く術を身につけて、独り立ちできる女性になっていた。そんな姉は、ダルミを置いて母親と家を出てしまったことへの罪悪感もあるから妹へ厳しいけれど、援助をしていたように思う。それなのに、置いていかれたという感情をだけを押し付ける幼さばかり目立つダルミがどうしてハイテク企業のスタートアップメンバーになれるのか?

姉インジェは、養子縁組を解消してからお婆ちゃんに会いにくるという、少し頑固な一面もありましたが、筋を通す女性だし、彼女の聡明さもあってジピョンの勤める会社からの投資も受けられたのですよね。このドラマ縁の下の人達がしっかり礎を築いているから、ドサンとダルミが華々しい快挙ができたと事を、もっと描くべきですよ。公私混同する2人なんてユニコーン企業のCEOになれるなんて……

笑顔で、2人の男を翻弄した小悪魔にしか見えなかった。15年前は、ジピョンの書いた手紙に助けられ、ドサンに出会ったら、ドサンを翻弄し、ドサンがいなくなったら、ジピョンの手厚い支援の中で姉に鍛えられ、ドサンのスペックが必要になったら、よくわからないけれど山奥まで押しかけてドサンにおんぶされて戻り、彼を手中に治めるテクニックは素晴らしい👏👏ランサムウェアの被害の尻拭いもドサンに頼る始末。バックアップ取っていないのもビックリだけど、ソフトエンジニアには常に目を見張っていないと❗️隙があるから狙われるのです。

ヒロインに共感できないと、応援できない…..韓ドラは、ヒロインが大事なんですよ。ヒロイン設定のせいでもあるから、脚本家の問題でしょう。

メンターを決める時にダルミは、アレックスを選べばよかった。ジピョンもそう感じていた。「なんで僕なの?」と…….なんか利用できる人を見抜く力だけはある女という設定か……..兎にも角にもそういう能力には長けているダルミ。人の弱みに付け入る事を平然とやってのける女。結果は全てオーライとなるから、悲壮感のないヒロインなんでよね。「高層階に行きたい」がサンドボックスに行きたい理由でしたから、姉よりクールな女性だったのかもしれません。

姉インジェが、あのサンドボックスのブランコに乗る少女を自分だと嘘をついた事にダルミは姉を責めたけれど、あれは、生き残る作戦だったのでしょう。それに比べてダルミは、生き残るためにジピョンを利用したのではないでしょうか。どちらの方が罪が重いか……..でもジピョンもダルミマジックにかかり撃沈してしまったのですけれど….

文通相手がジピョンと分かった時……ダルミがああいう言葉を言ったことはどうしても許せない。「初恋に浸り、恋に恋していたダルミ」そういう気持ちが、彼女の生きるパワーだったと思いますが。でもその結果、ジピョンもドサンも傷ついたのに、けろっと生き抜く力はすごい!!ダルミは、負けず嫌いのプライドの高い女性、だから母や姉に捨てられたことは許せない。ジピョンが全てを知っていて、自分の側にいたことが許せない。ドサンも分かっていて近づいたのが許せない。父親に愛され、あのお婆ちゃんに愛されて育ったわりには、心が狭い女性でした。

ドサンは、あんな理解してくれる温かな両親がいて、ダルミもあんな孫思いの(そのお婆ちゃんのせいでジピョンは翻弄されたのに)お婆ちゃんがいるのに、どうしてジピョンだけが1人なの….

なぜ、ドサンの名前を使ったか?…….彼がとても幸せそうに見えたから……..そんなジピョンの気持ちドサンにもダルミにもわかるまい。当たり前の幸せすらなかったジピョン、そんな彼を苦しめたお婆ちゃん、いくら抱きしめても許されないでしょう。

ドサンは、ジピョンに利用されたようにも見えますが、ダルミに一目惚れしてしまったのだから、仕方がない。それからの行動は、ジピョンを成り済ましていたのだから。恋をしてパワーをもらい、その為に生きる男って可愛いのだけれど、この男も甘やかされて育ったせいか、幼いのよね。どうしてジピョンにあたるのよ😤

そしてあの上から目線のドサン….ああいう態度が出る男ってなんなの?メンターだった人の前で、足を組むドサンに唖然😱どうしてダルミもそうだけれど謙虚になれないの?自分達の能力だけで道は開けるのではないって言ってやりたい😤 ポッケに手を入れて目上の人と話すか😤 ドサン、社会人教育少ししないとダメだよ。    でもナム・ジュヒョクさんも可哀想です。こんな理解不能な若者設定になっていて。シナリオしっかり読んでから引き受ければよかったのに…..(心の声)

孤独の中で成長したであろうジピョンだけれど、どうしてあんな懐の大きい男になったのか?ドラマだから?

2番手君だから、彼の心の奥は描かれなかったのが残念❗️

ジピョンのあの笑顔で、どんなにこのドラマ救われたのでしょうか……脚本家さんのコメントないのかな?  あのジピョンというメンターがいなければ、このドラマ、本当に馬鹿馬鹿しいドラマになっていたと思うので。彼がいたから、視聴者は、熱くなれたのです。史上最強の2番手君なんて….

ダルミお婆ちゃん、あの孫可愛さの身勝手さにビックリでしたが、でもああいう人っていますよね。可哀想、可哀想と言いながら、しっかり自分の基盤を築く人って。でもあのマジックには嵌ってしまうのですよね。サンドボックスに入るためにも、15年前の文通相手を探すのも、ジピョン無くしては出来なかった。お婆ちゃんのシーンに最初は( ͒˃̩̩⌂˂̩̩ ͒)したけれど、ダルミを愛するお婆ちゃんが、やった事で、結局はダルミの為だったと思うと、なんか覚めてしまいました。お婆ちゃんが悪いのではないですが、孫かわいさで、利用したようで….

どんなにあの若者達が、自分たちの能力に溺れていても、ジピョンは、冷静に生きていた。お婆ちゃんにも節度を持って接していたし、ダルミにだって、じっくり見守っていた。あの3年間、どうして何にも行動しなかったか。ウブなジピョンという思いもありましたが、ダルミが心を開かなかったからではないかな? 頑固で、プライド高いダルミの心の扉が開くのを待っていたような気がします。

相手を尊重しすぎているジピョン、相手を大事にするから、現実的な言葉を吐くのですよ。1人で生き抜いてきた力か…..褒め言葉を羅列する、誉め殺しの世界とは真逆の世界で生きる男。厳しい言葉を言う人の方が信用出来るのに。あえて面倒くさい事を避ける人は、褒めて終わりにしてしまうと言う現実を知らないのか…….

ジピョンの素敵な表情…….

このドラマ、久しぶりにジピョンという男がいたから、今まで生きてきた個人的な人生と照らし合わせてしまった。ベンチャー企業に勤めていた事、その世界で味わった体験、そしてどうして今の仕事に続いたかなんて….

スタートアップ起業で、生き残りをかける若者達のドラマでしたが、如何にもこうにも主人公2人の幼さと、メンターとして優秀な男を対比させるドラマだったのか。幼い者どもにはラブラインで輝かせたとしか思えないドラマでした。1話の面白さで、ジピョンを最後まで見届けたいと言う思いで見続けたドラマでした。

ヨンシルの声をやられていた、ヨ・ジング君のカメオ出演、本当に彼の声は、人の心に落ち着きを感じさせてくれる声ですね。このドラマで、彼の声が流れるとなんかホッとしました。ジピョンもきっと彼との会話が安らぎだったのでしょうね。「彼の声が好きだから投資するって」役者・俳優を目指す若者、でもモデル、歌手からの転身組とは、はっきり差が出てきていると。ヨ・ジング君のお声を聞いていて感じてしまいました。

ヨンシルのお声とキム・ソノssiのお声とOST、Gahoの”Running”が、このドラマをゴージャスにしましたね。Gahoさんのヴォイスは、本当に痺れます。

 

最後にこう叫ばせてもらおう‼️

俳優キム・ソノssiにとっての”夢の扉”をついに開けましたね🎉 おめでとう‼️

 

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