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ラブリー・ホラブリー どうにかクリア!

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ラブリー・ホラブリー  Lovely Horribly 全16話 (2018年 KBS)

視聴終了し感想を書き始めましたが、放り出していました。リタイアはしていないので、やっぱり残しておこう。

奇妙なハプニングを通して繰り広げられる新ジャンルのホラーロマンチックコメディというジャンルのようです。

個人的には、運命を信じる人間を弄んだホラー・オカルトチックなドラマに感じたのです。

運命に逆らえない、運命に従っていればどうにかなっていくと信ずる人間の弱さ。

こんな運命だからといって何事も運命のせいにしてしまって、逃げる人間の弱さを。

1話を見終わった時、ウルスン役のソン・ジヒョさんのビジュアルがあまりに無残で視聴意欲失せました。
いくら何をしてもダメな作家、運に見放された作家として登場とした彼女ですが、酷すぎましたね。
彼女の姿が、ホラーかと思いました。

でも回を重ねて見ていると、彼女の生きる強さに惹かれました。諦めない強さかもしれません。
運に見放されたと思っている彼女は、精一杯の努力をするのですよね。
反対に、運がついているパク・シフ演ずるフィリップは、その運を自らが引き寄せたかのような傲慢なスターにのし上がっていました。
でも彼は、24年前に死ぬ運命だったのに、彼の母の霊能力で運命を反転させられたと思い込んできるので、このドラマはややこしくなっているのように思えますが。

あらすじ…..

巫女のオクヒ(ジャン・ヨンナム)は、10歳の息子フィリップが病弱で不運な星の元に生まれたことに思い悩む。ある日、祈祷にやってきた家族の娘ウルスンがフィリップと同じ生年月日であり、2人の間には不思議な関係があることに気付く。オクヒは息子のためにある決断をする。そして、その日を境に、裕福だったウルスンの家は没落し、不運続きの生活を送るようになる一方、フィリップはあらゆる物事が好転し始める。時は流れ、34歳になったフィリップ(パク・シフ)は最高の幸運に恵まれトップスターとなっていた。ハリウッドデビューも目前に控え人生絶好調。一方、悪運続きのウルスン(ソン・ジヒョ)はドラマ脚本家を目指すも、脚本家仲間に裏切られ芽が出ずにいた。そんなある日、フィリップは事故に巻き込まれ、占い師から幸運は尽き余命わずかだと知らされる。自らの運勢を変えるため、運命の鍵を握る女性だと言われたウルスンが手がけるドラマに出演することに。一方、ウルスンの幼馴染で密かに彼女に想いを寄せるドラマPDのソンジュン(イ・ギグァン)も同じドラマの制作に参加することに。ドラマの制作現場を舞台に、フィリップとウルスン、そしてソンジュンの、予測不能なラブストーリーが始まった!

脚本:パク・ミンジュ 2017 KBS TVドラマキャリア作家対象脚本公募当選「ラブリー・ホラーブリー」
演出:カン・ミンギョン チ・ビョンヒョン

キャスト
パク・シフ(ユ・フィリップ役)
ソン・ジヒョ(オ・ウルスン役)
「宮」に出演していて、シンの恋人バレエダンサーをやってい人だったんですね。「階伯」ケベクにも出演していて王妃となった人ですよね。それしか見ていないので….
ハム・ウンジョン(シン・ユナ役)
チェ・ヨジン(キ・ウニョン役)


ドラマの序盤で起こる殺人事件と8年前の火事の真相の真相解明が軸になっています。
幽霊、幽霊を偽装する人間、真相を隠そうとする人たちの思惑が絡まり合うドラマの展開。

フィリップとウルスンのラブラインは、片方が幸福なら、もう片方は不幸になるという宿命を背負っている事を知り、その宿命に翻弄されます。

パク・シフさんは今回は、ちょっと愛らしいトップスターを演じてます。小心者で臆病者だけど、人は悪くなく、間抜けな男を。財閥の御曹司ではありませんでした。子犬のように彼女をいつも大事に見守っている姿が、なんか可愛かったです。どちらかと言うと上から目線の役が多いシフさんですから。。

ウルスンは、同じように作家を目指していた友人キ・ウニョンに台本を盗まれます。そしてその結果、ウニョンはスター作家となります。
その盗まれた場所、火災現場のマンションに居合わせた、ウルスン、フィリップ、オクヒ、ラヨン、ユナ。

ウルスンは、スター作家にのし上がったウニョンから再び、共同執筆者としてドラマ「幽霊も恋」の台本に参加するように求められます。
そうして、再び、ウニョン、フィリップ、ユナ、そしてソンジェンドラマのPDと出会います。
ソンジェンは、実は24年前にウルスンと出会っていたのです。ウルスンは忘れていましたが。

もう一人、シン・ユナ、トップ女優でフィリップの恋人?
彼女の嫉妬心、欲望を、ウニョンにうまく利用されてしまう。
ずる賢いウニョンとユナの二人が、このドラマの伏線にありますね。
そのずる賢さは、隠し通せません。

この欲望を、16話に渡って解明していくと言うプロセスが、このドラマのもう一つの流れ。
フィリップとウルスンの宿命のつながりとラブラインと。
ウルスンとソンジェンは、霊能力があるので、見えないものが見えたり、聞こえたりします。

ラブロマンス・ホラー・サスペンスが同時に進行するから、ややこしい感じもしますが、なんとなく見れてしまったドラマっていう感じです。

最終回の二人のハッピーエンドのシーンもあまり素敵ではありませんでした。
パク・シフさんのドラマとしては、完全にコメディですね。

パク・シフさんでなければセレクトしなかったドラマです。

軽い気持ちで、オカルトチックな雰囲気を楽しみたい人向けのドラマでしょうね。ただ、サスペンス要素はあるのでなんか続けて見てしまったという感じがしました。

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